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  • 嫉妬する心③「無為自然を考える」

    嫉妬する心③「無為自然を考える」

    無為自然とは

    老子先生に、自分の内側を見つめるって難しいです。とお聞きしたら、

    老子先生
    老子先生

    自然のまま、ありのまま、あるがままに生きるのじゃ

    とのお答えが返ってきました。老荘思想の根幹である「無為自然むいしぜん」という言葉です。

    無理をしても続かない、結局は良くない結果になる。だから無理をしてはいけない。とおっしゃっています。

    ミコちゃん
    ミコちゃん

    ありのままでいいなら、勉強しなくていいんですか?

    占い好きの、ミコちゃん登場です。

    老子先生
    老子先生

    必要ならば自然に身につく。自分を大きく見せようとして爪先で立ったとしても長くは立っていられない。大股で急いで歩いたとしても長くは歩けない。そういうことじゃ

    ミコちゃん
    ミコちゃん

    よかった。勉強しなくていいって、先生に認めてもらっちゃった♡

    老子先生
    老子先生

    ……

    老子先生が黙っちゃいました。では、また私から聞いてみたいと思います。先生、自分の声を聞くためにはどうすればいいのでしょうか?

    老子先生
    老子先生

    まず、自分に誇りをもつことじゃ。誇りというのは人から認められるためのものではなく、自分を認めるためのものじゃ

    自分を認めるために自分に誇りを持つ。なんと奥が深い言葉でしょう。もうちょっと解説していただきましょう。

    老子先生
    老子先生

    ありのまま、自然体の自分でいることが心地よくなるとだな、無理をして人に良く思われたいとか、自分を飾り立てて尊敬されたいとか、余計なことをしなくなるもんじゃ。自分が満足ならそれでいいんだ

    なんとなくわかってきました。でも、なんにもしないことがいいことなんですか?老子先生?そこのところはどうなんでしょう?

    老子先生
    老子先生

    私の言うことは簡単でわかりやすいものだが、私の言うことを実行するものはほとんどいない…

    爆弾発言ですね。老子先生ご自身もご自分の教えが実行しにくいものだと、自覚されていたのですね。

    でも、実行する人がほとんどいないのに、老子先生のお言葉が、こんなに長く受け継がれているのはなぜなんでしょう?

    老子先生
    老子先生

    私の言葉に「真理」が含まれているからじゃな

    聞けば聞くほど老子先生のお言葉は難しいです。

    ありのままの自分でいることを

    自分で認めることができたら

    心が豊かになる

    それはおっしゃる通りだと思います。

    でもですね老子先生、

    ありのままの自分でいていい、なんてことになったら勉強しなくなる、働かなくなる、嫌いな人とは付き合わなくてもいいってことで、

    自己中心的な人間がいっぱいになって世の中おかしくなりますよ、老子先生!

    老子先生
    老子先生

    勉強をしたい者は誰から言われなくても自分から勉強する。働くことが好きな者は勤勉に働く。自分の気持ちの流れに逆らわず、水のように生きること、それでいいんじゃよ

    なるほど。

    流れに逆らわず、水のように生きる

    そのお言葉を算命学で解説させていただくと、水は自然なままでいると下に流れていって低いところにとどまります。

    エネルギーの性質として弱そうに見えますが、水は樹に養分を与え、山や岩石に穴を開ける力を持っています。

    弱く見えるようなその水の性質を変えることは、なにものであってもできない。だからこそ水に勝るものはない。

    このような考え方こそ老子先生の教えに通じるものであると思います。

    入れ物に合わせて形を変えることができるしなやかさと

    長い年月をかけて岩に穴を開けるような持続力をもつ、

    水のような生き方をすることが理想

    老子先生がおっしゃってることは、そういうことなのかな、と思います。

  • 嫉妬する心②「無心のすすめ」

    嫉妬する心②「無心のすすめ」

    嫉妬を作る心

    老子先生
    老子先生

    自分の内面に目を向けず、自分の外側にばかり目を向けていると、心豊かに生きることはできんぞ。るを知りなさい

    といってミコちゃんのハートにがっちりとくぎを打った老子先生のお言葉シリーズ、第二弾でございます。

    ミコちゃん
    ミコちゃん

    老子先生!自分のうちがわって意味がわかりません!

    人生経験が少ないリコちゃんには、「自分の内側」という意味は難しかったようです。私だってうまく説明できません。ですから、今日も老子先生にお答えいただきましょう。

    老子先生
    老子先生

    まず、目を閉じて、自分が今、何を感じているか言ってごらん

    ミコちゃん
    ミコちゃん

    うーん。何にも感じません

    老子先生
    老子先生

    無心ということじゃな

    ミコちゃん
    ミコちゃん

    虫ですか?

    うーん。話が変な方向に行きそうなのでちょっと修正しますね。

    老子先生がおっしゃったのは「無心」で、

    常に無心であれ
    無心であれば偏った考え方は持たない

    と説いていらっしゃいます。

    でも今回のテーマは「自分の内側を見る方法」ですので、このテーマにそって老子先生にお答えいただきましょう。

    自分の内面に目を向ける、ということはじゃな、今何を思っているか、常に自分に問いかけよ、ということじゃ

    自分が何を思っているか、ということを

    常に自分に問いかけなさい

    それが自分の内側に目を向ける、ということらしいです。

    欲しい!と思う理由が自分の中に本当にありますか?

    ということを問い続けることで、自分にとって本当に必要なものがわかるようになる。

    だから、まず、自分に聞いてみなさい。ということみたいです。

    自分の心、ということですが、自分の心=自我、って感じかなって思ってます。

    自分の中の「自我」の割合を算命学の占いでだせます。
    自分と同じ「気」が宿命の中にどれぐらい含まれているか、ということです。

    下のグラフの人は自我のエリアが0%です

    この人が自分の心の内側を見つめて、と言われても、ちょっと辛いものがあると思います。

    「心が無い」というわけではないのですが、心という入れ物の中に入っているものが自分ではないのです。

    人間の本能グラフ2
    周りの人間の価値観や希望がその人の心に入っているのです。ですから、いくら自分の内側を見つめても見えてくるものがありません。

    だったら、自我のない人は永遠に本当に自分が欲しいものがわからないのか、というとそうではありません。

    人間には心の他に「感覚」というものが備わっています。心ではなく身体が感じるのです。

    今の状況が快適なのかは

    が感じるより以上に
    身体
    が感じます

    寒い、暑い、お腹がすいた、身体のどこかが痛い、やる気がでない、身体が重い、などです。心が悲鳴を上げるより前に身体が悲鳴を上げるのです。

    嫉妬心とは、自分にないものを求める気持ちですね。

    なにかが猛烈に欲しくなった時!

    心が痛みませんか?

    頭が痛くなりませんか?

    喉が痛くなりませんか?

    老子先生がおっしゃる

    「自分の声を聞く」

    それを実践すると心が豊かになる。そんなことを言われても実践するのは難しいです。

    自分の声って言われても、気持ちはコロコロ変わるから、どれが自分の声なのかわからないです。

    助けてください!老子先生!ということで、次回に続きます。

    次回、乞うご期待!

    嫉妬する心③「無為自然を考える」

  • 嫉妬する心①「足るを知る」の意味

    嫉妬する心①「足るを知る」の意味

    嫉妬と老子先生と占い

    今日は、嫉妬という感情をテーマにお話を進めていきたいと思います。

    ちなみに今日はですね、ゲストをお迎えしています。

    占い好きの、ミコちゃんです。どうぞ!

    ミコちゃん
    ミコちゃん

    こんにちはミコです。今日はなんでも相談に乗ってくれるって聞いたから来ました。よろしくお願いします

    ミコちゃんの質問には、中国からお越しいただいた老子先生にお答え頂きます。

    老子先生
    老子先生

    何でもどうぞ

    ミコちゃん
    ミコちゃん

    先生…。私、お洋服とか、鞄とか、アクセサリーとか欲しいけど、お小遣いが少なくて買えないの…

    老子先生
    老子先生

    そうかい、欲しいものを手に入れたらあんたは幸せかい?

    ミコちゃん
    ミコちゃん

    はい!すっごい幸せな気持ちになります。でも、友達が良いものを持ってたらすぐまた欲しくなるし…

    老子先生
    老子先生

    人間の欲望にはきりがないからね。手に入れた途端にまた次のものが欲しくなる。それは足(た)るを知らんからじゃろうね

    ミコちゃん
    ミコちゃん

    たるをしらんってなんですか?

    出ました!老子先生の

    「足るを知る」

    というお言葉。人間というのは、自分が持っていないものを欲しがる。それは、

    「自分の内面に目を向けず、自分の外側にばかり目を向けている」

    常に自分の外側ばかり見て自分に無いものを求めていると、次から次へと欲しいもの、手に入れたいものが出てくる。

    満ち足りるという「足る」を知ることがないと、際限なく求め続けてしまい、手に入れられなくなったときに「嫉妬」という心を蝕んでしまう感情が出てくる。

    「足るを知る者は富む」

    老子先生は2000年以上も前に、このようにおっしゃっていたそうです。満足を知っている者は心豊かに生きることができる。

    おっしゃる通りだと思います。でも、理解はできても実践となるとちょっと…。

    チョコレートの誘惑に勝てないダイエット失敗記録更新中の私は、老子先生が残された思想をもとに作られた算命学の教えをちょっとずつミコちゃんと一緒に身に付けて、余分な脂肪を剥ぎ取っていきたいと思います。

    老子先生がおっしゃっていたのは

    「内側に目を向けて、自分に合ったものだけで満足する。それが心豊かに暮らす人生の知恵だよ」

    ということです。

    では、自分の内側ってどうやって見るのでしょう?次回、この難問にまた老子先生にお答えいただきましょう。

    次回、乞うご期待!

    嫉妬する心②「無心のすすめ」

  • 借金を返済して貯蓄したい

    借金を返済して貯蓄したい

    借金を返済して貯蓄をしたい

    鑑定のご依頼ありがとうございます。

    干支番号が52番の方は性格が明るく、家族思いで、上下関係を大切にして、堅実に生きていくタイプです。自分は「乙」で、自分を支えるものも自分で、自分の気持ちを支えるものも自分です。まさに、自分がやらねば、と思って頑張る人です。

    日干支を支えるエネルギーも天禄星という壮年の落ち着いた星を持っているので、本当に堅実に生きる方だと思います。年干支と月干支に「司禄星」という蓄財の意味がある星を持っているので、金運はあります。

    でも、この構造は、大きな山を草花の根で割るような努力が必要な構造です。司禄星がもつ客観性と努力体質が地味な努力を可能にします。

    努力の対象が大きすぎると感じると、執着する気持ちが少ないので、あっさり諦める場合がありますが、あなたの宿命図の中にある、「戌」と「卯」が中央支合の関係になるので、何としても思い通りの結果を得ようとして、頑張りぬくでしょう。

    その中央支合の働きはあなたの一生を通じて作用するものです。常に現在を大切にして、努力し、地に足を付けて自分のスタイルで行動します。無理な夢や目標を持たずに最善を尽くします。

    陽占での星のエネルギーの推移をみると、玉堂星(水)→貫索星(木)→調舒星(火)→司禄星(土)と、エネルギーが順調に流れて仕事や社会を表す東の「司禄星」で止まっています。

    ですから、宿命図だけを見ると、野心を持たずに堅実に働いて結果を残す努力家という人間像になります。月干支のエネルギーである天恍星がロマンティックな夢を思い浮かばせているかも、ですが、本能グラフのバランスも良いので、あまり無茶をするような人には感じられないです。

    運勢の影響

    3そこで、運勢の影響を見ます。

    大運といって、誰でも10年ごとに運気が変わります。あなたは4歳ごとに変わる運勢です。

    2014年から禄存星の影響を受ける10年になるので、お金に関する10年になるます。ちなみに、2024年からの牽牛星は、社会的に評価される星がまわってくるので、2024年までに何をどうするかで、評価される運勢です。

    現在の運勢では日支に天剋地冲があるので、思いと結果がバラバラになりやすく、家庭内もごたごたと落ち着かないことが多いでしょう。月支の半会は気持ちの広がりなので、運勢が切り替わっているのに、今まで通りのことがしたくなる気持ちを、おさえるのは難しいでしょう。

    年支に「害」がまわってきています。これが今回のトラブルの大元だと思うのですが、もともと宿命図にトラブル系の位相法がない人は、その耐性がないので、強く影響を受けたりします。

    害とは、自分が思ったことと反対の結果を出す作用です。健康の為にマラソンを始めると足を怪我する、ダイエットを始めるとすぐにリバウンドする、いい買い物!と思って買ったものが偽物だったりします。

    自分の思いがかなわない10年間だと思ってください。反対に、自分の思いをおさえて自分を取り巻く流れにのって行動するようにすると、順調に、目指すべき到着点にたどり着ける10年でもあります。

    害の反対の位相法は「支合」です。支合の働きを強めて、害の影響を弱くするために、規則正しく、健康的な生活をすることを強くおすすめします。

    子丑天中殺なので、晩年運をお持ちです。晩年に向けて活躍するために、自分をおさえて、運勢や周りの人が自分になにを期待しているのか、感じながら生活すると、落ち着きが出てくるように思います。頑張ってください。

  • 若年・中年・晩年のエネルギー

    若年・中年・晩年のエネルギー

    エネルギー

    十二大従星の中年期は何歳から始まるかは、人によって違います。

    陽占の右上は若年期で、
    誕生からだいたい30歳ぐらい。

    右下は中年期で、
    だいたい30~55歳ぐらい。

    左下は晩年期で、
    55歳以降です。

    でもエネルギーってなに?という疑問がわきませんか?

    十二大従星のページに張り付けてある図に点数を入れていますが、それがエネルギー数値で、その期間に自分に割り当てられた活動の仕方、というような意味になります。

    陰占と陽占


    上の図は水色部分が「陰占」、ピンク色が「陽占」です。

    陰占の上から3行目の黒文字が干で、4行目の赤文字は十二支です。

    5行目の黒文字は十二支に含まれている干です。蔵干というものなんですが、同じ十二支でも生まれた日が違うとあらわれる干が違うものになる場合があります。

    ややこしすぎますよね。

    でも、今はソフトがあるので誕生日を入力するだけで宿命図や陽占がすぐにわかります。

    良い時代になりました。

    十二大従星の話に戻りますが、

    この宿命の場合、

    日干は「戊」で年の十二支が「卯」なので
    「天恍星」が幼少期のエネルギー。

    日干が「戊」で月の十二支が「子」なので
    「天報星」が中年期のエネルギー。

    日干が「戊」で日の十二支が「午」なので
    「天将星」が晩年期のエネルギー。

    になります。

    つまり、日干のエネルギーが何になるか、ということが重要になります。

    天将星は12点で最大のエネルギーです。

    その12点のエネルギーが晩年にある、ということは、最大のエネルギーを必要とする出来事が人生の後半に待っている、ということです。

    上の宿命図の人は人生の後半にエネルギーを何に使うようになっているのかは、陽占の左の上から二段目にある星が何であるのかをみます。

    この宿命図では「玉堂星」になっています。

    ここで、玉堂星が持つ星の意味が重要になります。

    玉堂星は知識の吸収を本能に持つ水性の陰の星です。

    ですから伝統的、古典的、既存を継承していく意味があるので、この宿命の人は晩年、読書三昧の生活を求めるようになる可能性がある、または、趣味に没頭、芸事に精進する、などが考えられます。

    ちなみに、エネルギーの推移というのは人間の一生の状態をあらわしています。

    生まれる前のあの世から、お母さんのお腹の中にいる状態、生まれて、成長して、人生の盛りを迎えた後、年老いて、病気になって、死んで、墓に入る、その時々の状態をあらわしているのです。

    死人の星

    死人の状態(天極星)だから、その時期に死んでしまうというのではもちろん無くて、「死人」が表すエネルギーの状態でその期間を過ごす、ということです。

    星を持っているとその星の影響は生涯を通じて受けるのですが、星がある期間に強くあらわれる、ということです。

    死人の世界というのは、意識も身体もありません。でもその代わりに、抜群の感知能力と模倣能力をもっています。

    その能力を活かす、ということが死人の星を持っている人の役割なのです。

  • 自分で占える!アプリに生年月日を入力して命式を出す方法

    自分で占える!アプリに生年月日を入力して命式を出す方法

    命式のだし方(スマホ)

    入力フォームに生年月日を入力します

    https://neushidou.net/a/hantei/hantei/hantei.html

    アプリの画像が小さいときはピンチ
    アウトすると画面表示が拡大されます。

    生年月日を入力

    カレンダーで生年月日を合わせ、
    (端末によって画面は異なります)
    完了をタップする。

    計算をタップ

    誕生日の選択ができたら
    計算をタップします。

    命 式

    天中殺・陰占・陽占の
    命式が表示されます。

    ▲で解説に飛ぶ

    をタップすると、
    星の解説のページに飛びます。

  • 十二大従星

    十二大従星

    天馳星を持つ人

    あの世を表す天馳星(てんそうせい)を持つ人は、内面に膨大なエネルギーを持ち、今この時に集中し、点のような今を連続させて生きるエネルギーを持ちます。

    世俗的な価値や欲望はあまり気にせず、目の前にある現象に意識を集中させます。宿命的に、環境を選ぶ選択肢を持っていないのでどんな環境でも順応できます。

    それは、環境への適応力があるとも言えるし、どんな環境にあっても満たされることがないとも言えます。

    未来への目標、過去へのこだわりもなく、物事を気にせず、成功しても失敗しても喜びや悲しみに固執しないで役目に忠実で目の前のことに全力をあげる人になります。

    頭の回転が早く、本質を理解する直感力を持ち、短時間ならどんな仕事をすることもできます。

    多様性があり、種類の違う仕事を一度に同時進行させることも可能ですが、持続力がありません。じっとしていることが苦手で休憩なく動いている状態が快適です。

    物事を瞬時に理解するので、思い込み、見間違いなどのミスをすることもあります。

    若年期にある人

    同時にいろいろな活動ができます。学生で、クラブ活動もしながらボランティア活動やアルバイトなどを同時にこなすことができます。落ち着きがなく、勘違いでまちがいをおこすこともあるので注意が必要です。

    中年期にある人

    多忙で落ち着かない中年期になります。転職や離婚など、運気が荒れることがありますが、落ち込むことなくすごしていると、運の底から天井に向けて急上昇する力を発揮することができます。試練を経験して克服することで運気が上がっていきます。

    晩年にある人

    晩年になっても忙しさは続きます。することが何もない状態に耐えられないので、動き回ります。よく考えずに行動して、失敗してしまうこともあるので、お金がからむことや、重大なことは人に相談してから決めるようにすると、落ちついた晩年になります。

    天極星を持つ人

    死人の世界を表す天極星(てんきょくせい)を持つ人は、自分の欲望や思いで人生を歩むことはできません。

    自分発の影響力を発揮することはなく、目の前にあらわれたことを選別することなく受け入れて、その受け入れたもので人生が展開する他力本願のエネルギーです。

    このエネルギーが若い時にあれば親兄弟の影響をそのまま受け入れて周りの人の人生観が自分の人生観になります。中年期になっても周りの環境に影響されます。

    善悪などの人間的価値観をもたないので環境しだいでは悪に染まることもあります。無抵抗ゆえに信念のないお人よしに見られることがありますが、本人は気にしないでしょう。

    このエネルギーの最大の能力は無限の入力機能です。親兄弟がエリートサラリーマンなら、望まなくてもエリートサラリーマンの能力を身に付けます。

    身近に芸術家が居れば天賦の才能とは関係なく芸術家になれるほどの巨大な模倣能力を持っています。モノマネ上手です

    抜群の感知能力を持ち、霊的体験をしたり、霊感を持つこともあります。邪気も良気も受け入れるため、体調不良や慢性的な病気を持つこともあります。

    若年期にある人

    体調をくずしやすいのですが、身体は丈夫です。気が優しく、人を疑うことがないので、だまされないように気をつけましょう。人からの情報は裏をとる習慣をつけると良いでしょう。

    中年期にある人

    中年期に家庭や自分の健康が乱れる可能性があります。そんなときは自分の気持ちを見つめなおし、自分の気持ちと向き合い、精神の世界を深く掘り下げていくような活動をすると運気が回復します。あくまでも自分で自分の心を見つめなおすことです。人にだまされないよう、違法な活動にかかわらないように注意しましょう。

    晩年にある人

    欲を捨てることができると、身の回りの人から慕われて幸せを感じる晩年になります。お金や財産、社会的な地位にしがみついていると気持ちが不安定になり、疑心暗鬼で人を疑うようになり、嫌われて孤独な晩年になります。不満をもたずに気楽に過ごすようにしていると運気は安定するようになります。

    天報星を持つ人

    胎児の状態を表す天報星(てんぽうせい)を持つ人は、変化する力と物事の裏表を感じる力を持ちます。

    このエネルギーは常に変化と二者択一の中間のバランスの中にあります。右に進もうとする時に左が気になってしまう。

    物事をスタートしようとするとさまざまな結果が想像できて、初めからやり直したくなるなど、他人からみれば飽きっぽさや気まぐれな人だと思われることがあります。

    本人としては結果として見えてきた失敗を回避するための行動なのですが、経験不足で未熟な時代は間違った判断をすることがあり、裏切る人と思われたり、お天気屋と評価されることもあります。

    自己鍛錬に励み、色々な経験を積んでいくと霊的な直感力で危険なものに敏感に反応し、常に方向修正しながら目的にたどり着く能力になります。

    まわりからの理解を得るにはコミュニケーションをこまめにとることが重要になります。

    若年期にある人

    色々なことに興味をもって、たくさんの趣味をもちます。一つに集中して一芸に秀でるということがなく、なんでもこなせる器用な人になります。

    中年期にある人

    執着心やこだわる気持ちがないので、自分に合わないと思うとすぐに仕事を辞めるなど、仕事をコロコロと変える傾向があります。多芸多才でなんでもこなせるのですが、晩年に向けて運気を上げたいなら、得意なことを一つでも作っておくと良いでしょう。

    晩年にある人

    活動的になることで運気が上昇していきます。定年退職してもすぐに次の活動場所をみつけるなど、仕事や趣味を楽しむ生活をするようになります。体力と気力、健康運にも恵まれています。

    天胡星を持つ人

    病人の状態を表す天胡星(てんこせい)を持つ人は、肉体へのこだわりを持っています。

    自分の肉体を鞭打つかのような、命がけの自己鍛錬をすることで生きている実感、現実に生活しているという実感を得ます。スポーツではぎりぎりまで自分を追い込んで鍛えあげていきます。

    肉体が生じる精神世界、例えば歌うこと、奏でること、描くこと、美しい物を見ることなど、身体を使った高揚感を高めるもの、例えばスポーツ、ヨガ、気功など、肉体と共に精神を向上させ、高みでの一致を見出すことで、苦悩する自我は一時癒されることになります。

    このエネルギーは、肉体を追い込む業だけでなく、死期を感じる感性が予知能力としてあらわれることもあります。人には理解されにくい独特な感受性となって精神世界で才能を発揮するエネルギーとなります

    ひらめきを感じることが多い人でもあります。

    若年期にある人

    他人の気を受けやすく、疲れやすいところがあります。勘(かん)がするどく、人の考えや近い将来に起こる出来事などを言い当てることもあります。

    中年期にある人

    勘がするどく、頭の回転が早いでしょう。頭を使う作業ばかりして身体を動かさないようなことを続けていると体調が悪くなります。定期的に身体を動かすことが大切です。運気をあげるためには精神的に自分を高める勉強をすると良いでしょう。

    晩年にある人

    伝統的なものへの関心が高まるようになります。神社仏閣などへのお参りや、工芸品や美術品などを鑑賞するために美術館巡りをするのも良いでしょう。気持ちを安らげる趣味をもつことで運気が安定します。

    天庫星を持つ人

    墓の中にいる状態を表す天庫星(てんくらせい)を持つ人は、迷いながら取捨選択をする役割を持ちます。

    二者択一の迷いがキーワードで、1枚の写真から思い出が押し寄せてきてその世界へと入り込んでいき、夢中になってしまうようなところがあります。

    死後の世界に属していることを意味し、お墓という静かなところで黙々と選別作業をするような状態を好みます。現実の生活でも特殊な場所が居場所になることもあります。

    孤独感は感じないので人間的な感情を押し付けられることを嫌います。ほっといてほしい人です。人と対立する激しさはないので、周囲とは距離を置いて付き合うことは可能ですが、世俗の中で妥協的に楽しむことはしません。

    淡々とした気質で、人徳を備えていても、住むところが違う、という本質的な違和感を現実社会生活で感じています。ですが、結婚生活や家族は大切にします。

    役割に忠実なので責任感はかなり強いのです。才能として、一つのことに打ち込む探求心と努力する姿勢は素晴らしいものがあります。

    好奇心や他の欲望に惑わされて道を外すこともありません。歴史や古典、遺跡など、古いものへの興味から学者や研究者になる人もいます。

    若年期にある人

    一つのことに熱中する性格です。興味を感じたことに熱中し、他のことが手に付かない状態になりやすいでしょう。

    中年期にある人

    若い頃に何かに熱中できた人は、家業などを受け継ぐ流れになることがあります。その場合は流れに乗るほうが運気は安定します。反対に、熱中するものがなかった場合、目的を探すために時間をついやして運気が不安定になる場合があります。そのようなときは、墓参りや先祖供養をしっかりとすることで目的が見つかり、運気が安定するようになります。

    晩年にある人

    趣味の世界で活躍する晩年になります。興味を感じたことを深く掘り下げて勉強し、専門家のような知識をもつようになると、人から頼りにされる充実した晩年になります。趣味を通じて人とつながり、楽しい晩年を過ごすことができます。

    天印星を持つ人

    赤ちゃんの状態を表す天印星(てんいんせい)を持つ人は、意識や理性が働かない無の状態で現実を受け入れます。泣くことしかできない赤ちゃんの状態なので自力で現実を作ることはできません。

    そのため、無心で受け入れることが自分を助けてくれる人を導き、困った時でも黙っていても誰かが助けてくれる運につながります。愛らしく、人の気を引き、存在するだけで周りの人に影響を与えます。

    中年期頃には能力によって生活を維持することはできますが、自分の欲望で生活を作ることはできません。無心で受け身の生き方ができた時に見えない引力が働き、必要なものをすべて引き寄せることになるのです。

    引き付ける力が強いために、思わぬ因果を引き起こす原因になることもあるので、あくまでも現実をみて、受け身の姿勢を崩さずに、世の中をおだやかに生きていくことがこのエネルギーの最大の活かし方になります。

    愛されるエネルギーなので、養子的結婚をしたり他家の家系を盛り上げる役割を果たすこともあります。

    若年期にある人

    周囲の人から可愛がられる存在になります。特に年上の人から可愛がられ、まわりを明るくする人になれます。

    中年期にある人

    目上の人からは可愛がられますが、頼りない部分をみせると部下や後輩からは信頼してもらえなくなるでしょう。信頼してもらうためには期待を裏切らないことが大切です。自己主張をひかえて、まわりの人からの要望を受け入れていく姿勢をもつことが大切です。

    晩年にある人

    晩年になるまでに、人に感謝する習慣を身につけていると、まわりの人に慕われ、自分も元気で若い人と一緒に元気で活動できる晩年になります。

    人から好かれる運をもちながら、人に感謝する気持ちを身につけないでいると、他人に迷惑をかけて嫌がられる人になってしまいます。他人への思いやりをもつと、落ち着いた晩年になるでしょう。

    天恍星を持つ人

    子供と大人の中間の状態を表す天恍星(てんこうせい)を持つ人は、社会との接点を模索する外側思考を持ちます。

    自立の意識、親への反抗、社会に対する批判精神です。自分の道を外側に探すエネルギーなので既存への反発心があります。常識に素直に従う気持ちはなく、自分の信条に正直に生きるので、好きなものには情を傾け、嫌なものには敵対するような激しさをみせます。

    計画や可能性がないままスターへのあこがれや、思い込んだなりたい自分へと気持ちが暴走する危険があります。既存を嫌って自由な道を選ぶか、人生に対して失望して先の望みもなくさまようようになるか、運命の分岐点を持ちます。

    現状から脱皮、脱却してなりたい自分へと目標を定める冒険者になります。子供の稚拙さとわがままさを引きずりながら大人になるエネルギーなので、色々学んだことをすぐに忘れますが、多面的な経験力が残ります。

    物事のポイントの把握力は高く、要領よく必要なものだけを身に付けていきます。夢とロマンがテーマになり、明るく周りの人を楽しませるエンターテナーの素質は十分です。

    若い時は早熟でおませ、老いても若さを失わないエネルギーです。

    若年期にある人

    大人に対しての反発心があり、早くから親元を離れたい気持ちを持つようになります。音楽やスポーツに秀でて、異性からモテる人になります。

    中年期にある人

    内面の葛藤(かっとう)や、地味な努力を人に見せず、明るくふるまうのでモテる人になります。夢をかなえるための努力を続けていくと魅力が増して人気もでてきます。大切なことはあきらめないことです。行き詰まったら旅行にでかけるなど、居場所を変えると運気を上げることができます。

    晩年にある人

    人生最後に目を閉じる時まで、夢を追い続ける気持ちを持ち続けましょう。毎日同じことの繰り返しを続けていると運気が落ちてしまいます。常に新しいことを発見し、生活を楽しむ暮らしを続けることで活力を維持できます。

    天堂星を持つ人

    老人の状態を表す天堂星(てんどうせい)を持つ人は、物静かなたたずまいの中に、鍛えられた理性と落ち着いた感情を持っています。

    このエネルギーは第一線を退いた老人を象徴し、引退、隠居を表しています。自分から積極的に働きかけることは少なく、強い自制心が働いて一歩退く謙虚さにつながります。

    人に迷惑をかけることを極端に嫌います。自分でできないことはやらない、というスタンスを保ちます。老人特有の頑固さがあり、きらびやかなことを嫌い、人に頼ることをしません。

    人の言うことを聞かない、という特性もあってコミュニケーションは苦手であり、不器用さもでます。孤独に強く自分の世界を持っているので無言の単独世界を好み、芸術や趣味の世界に入り込むようになります。

    老人、子共など、年齢の大きく離れた人と自然な交流ができます。社会的には求められることで活躍し、物事の後始末や処理能力に才能を発揮します。

    社会的価値や経済的上下観にとらわれることなく、派閥に所属することで満足するのではない、自分なりの公正さとバランス感覚で世界を見つめることができます。外側にとらわれず、内側にあるものを大切に考える人です。

    みんなの相談役的立場を得れば最大限の力の発揮となります。

    若年期にある人

    若くして老成した考え方をします。積極的に活動するのではなく、波風が立たないような穏やかな暮らし方を好みます。年の離れた人から可愛がられる運をもっています。

    中年期にある人

    失敗が少なく、安定を好むので会社でも家庭でも信頼される人になります。同じことを繰り返す地味な作業をすることができる忍耐力をもっています。運気を上げるためには、年上でも年下でも良いので年齢が離れている人と付き合うと良いでしょう。

    晩年にある人

    皆に慕われる幸せな晩年になります。無理なく自然にすごせ、さびしさは感じません。じっとしていることが平気なので足腰が弱ることがあります。散歩をするなど、筋肉を維持するようにすると、良いでしょう。

    天貴星を持つ人

    赤ちゃんが成長して自我を持ち、現実も精神も身に付けた状態を表す天貴星(てんきせい)を持つ人は、大人になるために必要なものを純粋に身に付けていこうとします。

    選別判断力が弱いまま、自分が学んだことをどんどん蓄積していきます。自意識と気負いのようなプライドをあわせもっています。中途半端を嫌い、完全さを求めて貧欲な探求をし、自己形成していきます。

    間違った情報や知識でもいったんは取り入れます。師や書物や仲間の影響を受けやすく、環境によってエネルギーの質は変わってきます。

    大人になる前の気質を持つため、処世術や打算、ずるさやお世辞を嫌いますが、尊敬する目上に対しては従順な態度を示します。目下に対する面倒見の良さや、礼儀礼節を身に付けています。

    現実的には完全さを求める気負いから人とぶつかることもありますが、良質な人間性が形成されていくので嫌われることはありません。

    目的に向けて努力を惜しまず前進する時、至る所で支援と賛同を得ることになります。

    若年期にある人

    素直な子どもらしい子どもになります。素直に学び、疑うことがなく、習ったとおりに吸収してしまうので、洗脳されてしまう危険があります。

    中年期にある人

    生き生きと活動することができますが、精神的な打たれ弱さをもっているので、人から嫌なことを言われて落ち込んでしばらく立ち直れないことがありそうです。落ち込んだときは「本」をたくさん読むと良いでしょう。いろいろな人の本を読むことで人のエネルギーを受け取り、立ち直ることができるでしょう。

    晩年にある人

    若い人との交流をもつことで運気を上げることができます。若い人の体力についていけるように健康をたもつ努力をしましょう。自分に合った食べ物を少量食べる生活をすると若さを維持できます。暴飲暴食や運動不足は運気を落とすもとになるので気をつけましょう。

    天南星を持つ人

    大人の仲間入りをする状態を表す天南星(てんなんせい)を持つ人は、若者の純粋さと勢いが一つに向かうような力強い前進力を持っています。

    夢や目標が具体的に定まり、現実的な行動力も発揮されます。改革の旗を手に先頭を切って猛進する革命家のイメージがあります。

    あれこれ手を広げる器用さはないので、目的が散漫になるほど進むべき道から外れていくことになります。

    強固な自我で自分の考えへの固執もあるので、壁があれば打ち破り、人と争うことも辞さないひたむきさがあります。

    正しさの基準を自分の中に持っていて、そこからはみ出ているものを許容する柔軟さは持ち合わせていません。自分のものさしで世界をはかり、そぐわないものを力で制していく。

    相手が目上であろうと、目下であろうと、自分の正しさを主張していきます。時にそれは押しつけがましい自己主張となったり、手厳しい批判力になり、周りとぶつかることもありますが、人を正す力を持っていることも確かです。

    強いエネルギーですが、この若いエネルギーには未熟な部分があり、自分の正しさの裏付けは確かなものではなく、世間に受け入れられない葛藤や失敗、挫折がある苦難のエネルギーでもあります。

    安定した既存の生活の中におとなしく身を置くような人生にはならないでしょう。安定は苦痛と感じます。動乱の中で生きるエネルギーなのです。

    前進はありますが後退はありません。進むしかないような悲劇性を常に含んでいます。窮地に落ちた時の救いは常に他力的であり、自らの力だけで悲劇からの脱出は至難の業となります。

    困った時に助けてもらえる仁徳の有無が明暗を分けることになります。若者のパワーなので友情に厚く、心が通じあう相手とは長い交流になります。

    若年期にある人

    大切に育てられる運をもっています。そのせいで、他人の痛みに鈍感なところがあります。毒舌をはいても本人に悪気はないので、嫌われることは少ないでしょう。

    中年期にある人

    目標を決めて積極的に活動する人になります。前に向かう力が強いので、自分に対してもまわりの人に対しても厳しさを求めます。自分を高める努力をしていると運気は上昇しますが、人に頼ることを続けていると運気は下降していきます。

    晩年にある人

    積極的に外に出て活動することで運気があがります。外にでる用事がなくても家の周りを一周するぐらいの散歩をしましょう。じっとして身体を動かさないのが一番良くないので、家から出かけるのが難しいときは、家の中を片付けるなど、とにかく身体を動かしていることが運気を維持するコツです。

    天禄星を持つ人

    完成された大人の状態を表す天禄星(てんろくせい)を持つ人は、経験と安定に大人の力強さが加わった頼りになるハイパワーを持ちます。

    安定とは自分がかかわる現実社会のことで、家族、身内、恋人、仲間等々、自分のエリア内にいる人々を守るためにバランスある行動をとろうとする気が働きます。

    周りを守ろうとするエネルギーは物事に対し沈着冷静、その行動は静かな動きとなります。そのために的確な洞察力と観察力を働かせるようになります。

    このエネルギーは偏ることを嫌い、大きな発展よりもリスクの少ない安定を目指します。強いエネルギーを持ちながら生きる速度は遅くなる傾向があります。

    何事においても慎重で、行動の中でバランスを欠く行為があれば、その時は自分だけでなく周りを巻き込んで均衡が崩れる危険につながります。

    一見発展性のない事なかれ主義に思われますが、役割意識が強く、どんな苦難があっても忍耐に徹して、目的を見失うことはありません。人からの信頼も厚くなり、的確な批判力も発揮します。

    見る目があるゆえの手厳しい批判になることもありますが、周囲を納得させるだけの知恵と力を備えています。このエネルギーの最大の特徴は視点が今現在にあることです。

    現時点から過去の経験を踏まえて未来を予測します。一攫千金の夢を持ったり、地から足が離れるような冒険はしません。安定を求めるため縦の関係を大切にします。

    仲間や友人よりも親や目上、師や先輩といった人に従い、目下を守り引き上げようとします。常に目の前の現実が基準になるので、幸福とは家族や周囲の生活が安定していることで、不幸とは病気、経済での困窮を意味します。

    そうならないように気を配るのがこのエネルギーを持つ人の役割です。強いエネルギーですがリーダーには向いていません。補佐役の世界が活躍の場になります。

    記憶力が良く、知的現実派で、学問の世界では研究者に向き、薬学の世界に向いています。地味な職人芸を生み出すエネルギーでもあります。

    若年期にある人

    失敗を経験すると、二度と手を出さない慎重さをもっています。目標を定め、着実にすすめながら達成する芯(しん)の強さをもっています。

    中年期にある人

    運気を安定させる能力を上手く発揮するためには、よく考えてから行動するようにすることが大切です。自分が納得する方法で、自分のペースで行動していくことが大切です。

    晩年にある人

    安定を好み、自分だけは大丈夫だと思う油断が危機をまねきます。特に天中殺の時期などに、普段では考えられないような行動をしてしまう可能性があります。最後に一花咲かせようなど、無理なことを考えない限り、安定した晩年をすごせます。

    天将星を持つ人

    成長段階の頂点の状態を表す天将星(てんしょうせい)を持つ人は、自分の理念と信念を御旗にかかげ、頼ってくる万民を率いて新しい世界を切り開く役割を持ちます。

    頂点に立つために与えられた強い力です。このエネルギーに平凡と安定はありません。親に恵まれず、組織に恵まれず、安定した自分だけの城を持つこともできず、といった不運な行程で苦労を重ねて鍛えられてようやく頂上へと上り詰めるのです。

    晩年まで穏やかな状態にはならないでしょう。エネルギーの大きさは器の大きさであり、豪華客船のような器量を持つのでみかけはゆったりと穏やかにみえます。

    特に子供の頃はぼんやりとした感じになりますが、自我心と頑固さは相当なもので、怒る天将星にかなうものはいません。個人的な幸福を求めるためのエネルギーではないので、波乱と苦難は必須。

    それを乗り越え、磨きをかけて大きくなります。このエネルギーを持つ子共を過保護に育てるのは厳禁です。周りでは手に負えないわがままに育つことになります。

    義理人情に厚く、利害を超えて人を助け、支えることに全力を尽くします。結果が報われなくても人を羨むことなく引き受けていく。目的を持てばその達成に黙々と努力を続けることもできます。

    子共のような寂しがり屋の側面を持ち、頼られることのない状況になると寂しさに負けて病むような状況にも追い込まれます。

    上からの庇護は期待できません。自分が初代で上に立つ運命にあります。

    若年期にある人

    甘やかされて育つと、上手く伸びていけません。転んだら自分の力で立ち上がるのを、親がじっと待つような育て方をされると成長することができます。

    中年期にある人

    自分の運気を活かすためには、人の世話役か、グループをまとめるような活動を多く経験して、人間関係に強くなることが大切です。自分ができることで、人に役立つ分野でトップを目指すような努力を続けていくと、運気は上昇していくでしょう。

    晩年にある人

    晩年になったら権力を手放すことで運気が安定します。いつまでも権力にしがみついていると孤独な晩年になります。後継者を育てて権力を譲り、温かく見守る姿勢をとることで人から慕われる晩年になります。有り余るエネルギーは運動をすることで解消すると良いでしょう。

  • 十大主星

    十大主星

     

    貫索星の基本的性格

    貫索星(かんさくせい)をもっている人は、自分と世界の間に距離を感じることがあります。

    自分が今いる場所に対して居心地の悪さのようなものを感じてしまい、人と距離を置いてしまうことがあるかも知れません。

    協調性が無いわけではないのですが、自分を曲げることができないので、自分らしさを出せない環境に長くとどまることはできません。

    自分にとって居心地の良い場所や、自分を活かせる場所を見つけるにはまず、自分を知らなくてはいけません。

    自分を知るためにはイロイロな経験と、長い時間が必要です。

    幸いにして自分に適した環境や組織に巡り合えた場合、その、居心地がいい環境を守るために戦う人になります。

    自分が大切にしているものを守るのは、自分を守るのと同じ感覚であり、自然な感情なのです。

    【キーワード】

    自我・自分を守りたい気持ち・意思を曲げない・内面の弱さ・マイペース・組織のコマを嫌う・自分らしさを発揮したい気持ち。

    【運気アップポイント】

    貫索星を持つ人は、上に伸びる樹木のエネルギーを持っています。活動のエネルギーをもち、おだやかで慎み深く寛大で人間関係を大切にします。

    欲望は控えめで、人であれ、物であれ、大切に長く使うことができる人です。自分を理解してくれる親友とは、信頼を裏切らない強い絆を持ちつづけることができます。

    実力次第で自由に裁量できる部分が増える職場や、個人の技術や技能を発揮できる職場なら、能力を発揮することが出来ます。

    【厄呼ぶウイークポイント】

    人から何気なく言われた言葉を、攻撃された、非難された、と過敏に受け取ってしまうようなところがあり、相手を許せなくて気持ちが苦しくなることがあります。

    自分自身を守るために周囲の人間を無視し、他者をはねつけるような排他的な態度を取るようになると、大切な友人や家族が離れていってしまいます。

    自分が納得出来ないと、周りの状況に関わらず意地をはるようなところもあります。

    先輩、友人、上司や取引先などとの人間関係を壊してしまわないように、相手を受け入れる協調性や、妥協する気持ちをもつことが大切です。

     

    石門星の基本的性格

    石門星(せきもんせい)をもっている人は、自分と似たようなものに親近感を感じる、似たような世界を好む、自分と同じものを求める傾向があります。

    相手にペースを合わせることはもちろん、既存のグループに入ってもすぐになじんでしまう協調性を持っているので、会ったばかりでも十年来の友達のように親しく振る舞うことが出来ます。

    困っている仲間に手を差し伸べ、何かと世話を焼きます。明るく和やかな雰囲気を持ち、社交性にも恵まれていて、人との交流を積極的に楽しみます。

    信頼関係を築くのが上手で、目上、目下に関係なくどんな人とも対等な目線で触れ合うことが出来、年齢や立場を越えた人間関係を築いて集団の中心的存在になれる資質をもっています。

    【キーワード】

    仲間を守りたい気持ち・人との壁を乗り越えるのが得意・協調性が強い・価値観が同じ人を求める気持ちが強い・説得力がある

    【運気アップポイント】

    石門星を持つ人は柔軟なエネルギーを持ち、柔らかな雰囲気をまとっていて、敵対する相手に対しても穏やかに接する人間性を持っています。

    多くの人と触れ合い、集団の中で力を発揮する役割を持っているので、人脈を広げることが運気アップにつながります

    集団としての方向性や周囲とのバランスを的確に判断する力を持っているので、必要であれば駆け引きを駆使する世渡り上手な面もあります。

    人付き合いを大切にして、人間的な器を大きくすることができれば、自分から先頭に立たなくてもいつの間にか集団の中でのトップになることも可能です。

    【厄呼ぶウイークポイント】

    姉弟、親友、仲間などに対して、仲間思い、友情に厚い、兄弟愛がある、というように見えますが、原点にあるのは相手に対する思いではなく、自分と同じである、という感覚です。

    自分が楽しいことは相手も楽しいと自然に思い、相手への礼儀を忘れたり、越えてはいけない垣根を越えてしまうことがありそうです。

    関係がうまく行っているときは皆に頼られる存在になれますが、同じ気持ちでない場合、困惑されたり、礼儀知らず、と思われたりするのです。

    外面が良く、家族や恋人よりも仕事や友人との付き合いを優先させて家族や恋人を犠牲にしがちなので、恋人との別れが突然やってくることもありそうです。

    自分にとって本当に大切な人のことを「忘れないようにする」ことが大切です。

     

    鳳閣星の基本的性格

    鳳閣星(ほうかくせい)をもっている人は、自分と世界の間に距離を感じるところがあります。

    自然に生きているように見られることが多いのですが、冷静に人物や、物事、事柄を理解し、常に自分との距離を測っているようなところがあるのです。

    つまり、相手をみたときに、仲良くなれる人かどうか、自分の為になるのかなどを判断しているのです。

    冷静な判断力と批判力を持ち、自己主張は少なく、意見を無理強いすることもなく、自分に過ちがあれば反省します。

    バランス感覚をもち、ものごとを客観的にみる習慣があるので、情緒的な交流が必要な人間関係は苦手です。

    人と交流するには、間接的につなぐモノが必要になります。

    モノとは、映画を一緒に見たり、食事やお酒などを一緒に楽しむなどのことで、人との距離を埋めるためのアイテムが必要になるのです。

    程よく楽しめれば、それで良いのです。

    【キーワード】

    自然体を好む・マイペース・見たままを伝える・束縛を嫌う・干渉を嫌う・強制を嫌う・穏やかな生活を望む・のんびりしたい気持ち・遊びを好む・温かい気持ちをもつ

    【運気アップポイント】

    柔軟な発想で思考を巡らす事が出来、理性的であることを活かして、創意工夫が出来る組織で働くと自分を活かす事ができます。

    鳳閣星を持つ人は何事も見たまま、感じたままを受け入れて、受け止めたものを広く世の中に発信する伝達の本能を持っています。情報を扱う仕事、マスコミや広告、ネット関係など、人に何かを伝える活動で能力を発揮することができます。

    【厄呼ぶウイークポイント】

    仕事に対して面白みを感じることが出来ないと、やる気をなくしてしまいます。

    粘り強さはなく、あきらめの良さや、他の面白そうなことが気になるとすぐに目移りしてしまう移り気な性格が出てしまうと、仕事を放り出したり、投げやりになったりします。

    職を転々として、腰がすわらない。安易に借金に頼ってしまう、計画的な行動が続かないなどの行動を繰り返していると、周りの人からの信用を失ってしまいます。

    先のことはなんとかなる、と、楽観的な生活を続けていると、老後破産が現実になりそうです。

    生活を安定させるためには人生の目標を立てる習慣をつけ、自分をコントロールしてくれる良いパートナーにサポートしてもらうなど、早いうちから防止策を見つけると良いでしょう。

     

    調舒星の基本的性格

    調舒星(ちょうじょせい)をもっている人は、目の前のコトにこだわってしまうところがあります。

    目の前の世界と自分の気持ちが一致しないときや、自分の認識と世間の評価に違いがあるときに、とまどってしまうのです。

    感情的な激しさと孤独感をもち、常識や体制よりも自分の感性や気持ちが優先されるので、個性的になります。

    好みには敏感で、それがセンスの良さやこだわりになります。自分の中の葛藤を昇華(しょうか)して芸術や創造という形で活かされることもあります。

    【キーワード】

    繊細な気持ち・敏感に反応する・完璧を目指す気持ち・親しい人には不平やグチをこぼす・理想を高くもっている

    【運気アップポイント】

    調舒星を持つ人は自分がデリケートである、ということを知っています。

    クヨクヨ悩んだりもします。そんな面を持つので、強いもの、完璧なものに強く惹かれます。

    強く完璧な存在に対するあこがれは自分にも向かい、人生に対して高い目標をかかげ、切磋琢磨して自分を磨いていきます。

    ちょっとの失敗を絶対忘れず、いつまでも引きずり、努力を続けます。

    この時、失敗を失敗として受け入れ、周りの環境や人のせいにするのではなく、改ためる点を見極めた上で次に進みましょう。失敗をバネにして反省し、向上心に変えることで運勢が良くなっていきます。

    【厄呼ぶウイークポイント】

    心のなかに葛藤を持ち、人の心を読んでストレスをためていきます。

    心の中の不平不満が限界点に達した時、普段かぶっている穏やかな仮面を脱ぎ捨てて一気に吐き出す危険があります。

    自分の中の荒ぶる気持ちを飼いならす為に、自分を慰める趣味を見つけることが重要になります。ストレスを限界までためるのではなく、毎日少しづつ吐き出す習慣を付けることで感情の爆発を防げます。

    ストレスをためないことが大切です。

     

    禄存星の基本的性格

    禄存星(ろくぞんせい)をもっている人は、相手の立場で相手のことを思いやれる相手本位の愛情をもっています。

    相手に対しての深い理解力です。

    理解力は相手を抱擁する愛情になり、どんな人にも優しさを提供できるサービス精神になります。困った人がいれば何とかできないかと心を痛めて頭を働かせます。

    底のない優しさ、愛情をもっている、ということになります。

    また、禄存星の引きつける力は、財やものや人を引き付ける力になりますが、もともと自分の欲から始まったものではないので、得た財や物質は自分のところでとどまることなく、別の対象に移っていきます。

    自分の手元が空になると、新しい財や人を引き付けて受け入れる、回転財という運勢を持っているのです。

    【キーワード】

    困っている人を放おっておけない・人のために使ったお金が手元に戻ってくる財運をもつ・魅力的な雰囲気をもつ・愛されたい気持ちをもつ・愛情奉仕・経済力

    【運気アップポイント】

    人を引きつける温かな雰囲気を持っているので、自然に人が集まってきます。

    重荷に感じるような人も寄ってくるので、奉仕精神だけではまかないきれない不満がたまったりすることもあります。

    でも、人と触れ合って人に尽くすことが生まれながらの基質なので、気持ちに逆らうことは運を下げることにつながります。

    禄存星を持つ人は財運を持っていますが、その財は自分の所にとどまるのではなく、社会に還元するために回ってくるのです。周囲の人や仕事の為に使うとまた戻ってきます。

    金運や幸せは、まず自分から尽くすことから始まります。自分から差し出したあと、幸せがやってくるのです。

    【厄呼ぶウイークポイント】

    禄存星を持つ人の弱点は、愛情とお金に関して節操のない行動をとったり、モラルや常識から離れた行動をとってしまうことです。

    困っている人に対する同情を愛情と錯覚(さっかく)するなど、新しい獲物を求めて狩りを続けるハンターのような気質を持っているので、愛情がトラブルになる可能性があるのです。

    好きでもない人に対して、思わせぶりな言動をしたり、お金で愛情を縛り付けたりすることもあります。浪費や借金のトラブルもあります。

    恋愛に関してのモラルを守ることで、人生は安定に向かいます。

     

    司禄星の基本的性格

    司禄星(しろくせい)をもっている人は、コツコツと地味な努力を続けながら興味を持ったことを身に付けていけます。

    努力家です。好きなことや興味を感じたことをコツコツと長い期間続けることができます。そして、一度身に付けたことは簡単には忘れません。

    反対に、楽しくないコト、興味を感じられないコトは続けることができません。長く続けられるコトをみつけると、気持ちが安定します。

    【キーワード】

    真面目に時間をかけて目標を達成する・堅実に作業をこなして最終的に目的を達成する・用心深くて一度は疑う・コツコツと積み上げる活動

    【運気アップポイント】

    司禄星持つ人は真面目で慎重で、コツコツと長い時間をかけて実績を積み上げていく忍耐力を持っています。

    やるべきことを放り出したり、遊び呆ける、というようなことは無く、毎日を堅実に積み重ねていくことで人間的な自信をつかみます。

    苦しみや試練、身に降りかかる火の粉は自分でしっかりと払うことができます。

    自分というものをよく知っていて、道を踏み外すことのない常識人です。自分から積極的に動くことは苦手ですが、補佐的な役割で自分を活かすことが出来ます。

    【厄呼ぶウイークポイント】

    積み上げていくことで結果を出すのですが、最初の段階で目標を間違えたり、人生の途中で方向を見失うと、人生に波乱があらわれます。

    じっくりと考えて決めなければいけないことをその時の気分で決めたりすると、取り返しの付かないことになります。

    自分の性質に見合った、現実的な目標を立てることが大切です。

     

    車騎星の基本的性格

    車騎星(しゃきせい)をもっている人は、行動する人です。じっとしているのは苦手です。常にすべきコトをみつけては動いています。

    おだやかな環境にいると不安を感じてしまい、自分から問題を起こしてしまうようなコトもありえます。有り余るエネルギーはスポーツや筋トレなどで解消すると良いでしょう。

    【キーワード】

    競争があるところで戦略的な行動をすることが得意・あいまいさを嫌い、せっかちで白黒つけたがる・脇(わき)が甘い・気が短い・スピード重視

    【運気アップポイント】

    車騎星を持つ人は本能的な闘争心と、人よりも先に進みたい気持ちをもっています。

    また、「後ろからついていくなんて嫌!」という気持ちから争いがうまれることがあります。このような強い闘争心は、スポーツ、賭け事、ゲームで昇華することができます。

    勝つための自己鍛錬、成績UPの為の勉強、自己コントロールを身につけることができれば、無敵です。戦えば戦うほど才能が開花し、幸運を引き寄せます

    自分への挑戦を続けることで、実力と人間的な魅力を身に付けることが出来ます。

    【厄呼ぶウイークポイント】

    自分の中の闘争心を吐き出す場所がないと、ヒステリックに爆発したり乱暴な行動として現れる場合があります。

    自分が所属する社会であっても、自分が納得しないと、とことん追求する姿勢で不正を正そうとし、会社の存続が危ぶまれるところまでやりすぎる可能性もあります。

    小さな火種を大火事にしない「忍耐強さ」を身につけることが大切、と言えるでしょう。

     

    牽牛星の基本的性格

    牽牛星(けんぎゅうせい)をもっている人は、自分に期待された役割をキッチリと達成したい気持ちをもっています。

    組織や集団のなかで能力を発揮することが多く、個人よりも集団を優先します。自己評価が高く、自分に自信があり、自分のプライドを大切にします。

    責任感が強く、最後までがんばれる強さをもっているのですが、失敗しそうだと判断するとすぐに退く「逃げ上手なところ」もあります。

    情に流されては仕事にならない管理職など、冷静さが必要な職種が向いています。

    【キーワード】

    役割をこなすために力を発揮する・失敗するぐらいなら逃げる・公的な資格を得ることで本来の力を発揮できる・優越感を感じることが好き・プライドを大切にする

    【運気アップポイント】

    TPOに合った身だしなみや立ち居振る舞いが出来ます。

    自分の実力や実績に対して正当に評価されることに強いこだわりを持っているので、使命を与えられれば完璧にやり遂げようと努力して結果を出します。

    牽牛星は指示を受けて動くことで運を切り開いて行く運勢なので、良い指示を出してくれる人を見つけることが開運につながります。

    【厄呼ぶウイークポイント】

    自分のプライドを大切にするので、与えられた仕事や役割が果たせない状況になった時、あっさりとギブアップすることがあります。

    また、成功の可能性が低い仕事に対しては逃げ腰になります。失敗を恐れるためで、周囲の期待に応えられずに自分の評判を落としたくない、という気持ちがあるのです。

    仕事に対する見極めが出来る、ということでもありますが、逃げてばかりでは誤解を生みます。失敗から学ぶことで人間的な幅が広がることもあるので、傷つくことを恐れずに挑戦することが大切です。

     

    龍高星の基本的性格

    龍高星(りゅうこうせい)をもっている人は、自由にこだわります。自分が興味を感じるものや、おもしろいと感じたものを自由に体験したい、触りたい、触れ合いたい、と思います。

    常識や、つまらないと感じる学校の勉強などは、なかなか身に付きません。無理強いされると反発心が生れます。

    好奇心、探究心が強く、自分が興味を感じた対象を深く掘り下げていきます。学校の成績に繋がらなくても、仕事の役に立たなくても、面白いと感じると専門的な知識を身につけ、自分なりにそれを深めていきます。

    【キーワード】

    変化と移動で運気が上がる・失敗を恐れず挑戦する・失敗や損失を糧(かて)にして次の行動に活かせる・知りたいことを知るために発揮する忍耐力・達成まで努力を続ける・現状を変えていく改革力

    【運気アップポイント】

    柔軟な発想や、はてしない想像力に優れます。斬新なアイデアを思いつくこともあります。

    クリエイティブな分野で自由な発想を活かすことが出来ます。ルーティン作業には向かないので、内容が常に新しくなっていくような仕事につくと、運気がUPします。

    【厄呼ぶウイークポイント】

    束縛される事を何よりも嫌うので、組織や集団の中にいると息が詰まってしまうでしょう。

    転職を繰り返したり、熱しやすく冷めやすい性格が出ると、周囲からは中途半端な人間、と思われることもあります。

    プライベートでもちょっと変わった個性的な人に惹かれる傾向があるので、社会不適合者として生きるような可能性もあります。

    自由にこだわる気ままな生活はどこかでツケがまわります。社会人として、最低限の責任感を持つようにすると良いでしょう。

     

    玉堂星の基本的性格

    玉堂星(ぎょくどうせい)をもっている人は落ち着いた静かな環境を好みます。

    落ち着いた場所で好きな動画を見たり、本を読んだり、雑誌を見たり、1人で楽しめる技を身に付けています。

    学校の勉強やマニュアルを読んで仕事を覚えたりスキルを身につけることも得意です。専門的知識や資格取得にも向いています。

    歴史を学ぶとか、伝統を受けついで後世に伝えていくような活動に向いています。

    【キーワード】

    品がある・古いものの中から良いものを見つけて習得するのが得意・気心が知れる相手には毒舌がでる・冷静な観察力・人の人生を変えてしまうような影響力

    【運気アップポイント】

    仕事に必要な知識を勉強すること、技術を習得するために努力することなど、向上心を活かして活動することができます。

    積極的に表に出るタイプではないので、集団の中にいるほうが安定します。既存のノウハウやシステムを習得し、スキルアップしていくことで運勢が良くなっていきます。

    【厄呼ぶウイークポイント】

    入ってきた知識が思考のベースになるので、発想や表現が理屈っぽくなる傾向があります。

    知識で身を守るようなところがあり、言い訳上手になったり、自分を正当化して人を理屈で攻撃するようなことをすると評判を落としてしまいます。

    相手の気持ちを気づかう思いやりと、人の輪に入る社交性を身につけて、人間関係を円滑に保つように気を付けることが大切です。

  • 十二支の特性

    十二支の特性

     

    子の特性

    キーワード

    習得本能
    理知的・古風・冷静・クール

    基本的な性格

    ねずみの十二支をもっている人は頭の回転が早く、細かいところに良く気がつく性格です。

    考えてから行動するのが好きなので、自分でたてた予定通りに行動するのが得意です。

    何かを始めるときや、始めたことを終わらせるときに、すぐれた力を発揮します。

    トラブルが起きた時など、要点を上手くとらえて処理する問題解決能力も優れています。

    運気アップポイント

    ものごとをまとめる力と、感じとる力をもっています。

    イロイロなモノの中から、良いものを選び出す眼をもっています。

    ですので、良いモノを選んで持ち、良い人と付き合いうようにすると、自然に運気がUPしていきます。

    厄を呼ぶウイークポイント

    準備してから行動したい性格なので、予定外の出来事がおきたときなど、気持ちが迷い、不安になります。

    不安になると、甘い言葉に誘惑されたり、美味しい話に騙されたりなど、普段はしない行動を取ってしまうことが、ウイークポイントです。

    不安を感じた時には、誰かに相談することでトラブルを避けることができます。

     

    丑の特性

    キーワード

    引力本能
    野心・強い意志・試行錯誤・クール

    基本的な性格

    うしの十二支をもっている人は野心があり、意志が強く、最後までやりとげる性格です。

    自分が納得できるま試行錯誤をつづけるなど、研究熱心なところがあります。

    好きなことは全力でがんばるのですが、嫌いなことや気が向かないことには力が入りません。

    「自分のやりたいことをする」という意志が強いのです。

    運気アップポイント

    目標が決まると、のめり込むように活動を続けることができます。

    時間がかかっても、まわりの人に理解されなくても、目標に向かって活動することができます。

    目標を達成するまで頑張れる忍耐強さを上手く活用するためには、目指すべき「良い目標」を持つことが大切です。

    厄を呼ぶウイークポイント

    うしの十二支をもっている人は、自分の意志が強いので、人からのアドバイスを受け入れにくいところがあります。

    思い通りにコトが進んでいかないと、必要以上に落ち込むこともあります。

    普段はおとなしいのに、体調が悪い時など、短気で怒りっぽい面がでてくることがあります。

    気持ちが落ち込むと動けなくなるのがウイークポイントなので、美味しいものを食べて、温泉やお風呂にゆっくり入ってリラックスし、いつもの自分を取り戻すと良いでしょう。

     

    寅の特性

    キーワード

    守備本能
    独立・前進力・観察力・ウエット

    基本的な性格

    とらの十二支をもっている人は、純粋でキレイな心をもっています。楽天的で、「なるようになる」という気持ちがあり、落ち込むことは少ないです。

    竹を割ったようなサッパリとした性格で、クヨクヨと思い悩むこともありません。

    合理的な考え方を好み、理論好き、決断も早いので、多くの障害や困難を切り抜けて成功を手にすることができそうです。

    運気アップポイント

    独立心が旺盛で、度胸もあるので、単独での活動が向いています。

    自分のタイミングで活動することが好きで、1人でサクサクコトを進めていきます。みんなと足並みをそろえる協調性は少ないのですが、人から好かれることが多いでしょう。

    基本的に強い運をもっています。運気をさらにUPさせるためには「信念」をもって行動することが大切です。

    厄を呼ぶウイークポイント

    新しいことを始めるのは好きですが、完成するまえに飽きてしまうところがあります。

    同じことを繰り返して行うことが苦手なのです。家庭の中でジッとしているのも苦手です。

    集中力が長続きしないことがウイークポイントなので、集中力を維持するために身体を動かすことが大切です。

    15分に1回、軽くストレッチするだけでも効果は出るでしょう。

     

    卯の特性

    キーワード

    守備本能
    協調・温和・神経質・ウエット

    基本的な性格

    従順でやわらかい雰囲気を持ち、敵をつくらないように上手くたちまわることができます。

    肉親にたいする愛情が深く、まわりの人に優しく接することができます。人の心をつかむ才覚があり、周囲の人を味方にできます。

    おとなしく見られがちですが、思い立ったらすぐに行動しないと気がすまないところがあります。

    度胸よく行動することもある反面、細かいところまで気がつく神経質なところもあります。

    環境への適応力があり、滞っていることがあれば、自分でなんとかしようと思い、困っている人がいれば助けようと思います。じっとしていることが苦手、と言えるでしょう。

    運気アップポイント

    情報を集める勘のよさがあり、研究心や探求心も旺盛です。

    自分に合った環境だけでなく、周囲の人たちが心地良くいられることにも配慮します。

    自分をふくめた、身の回り全体の居心地を良くすることで運気はUPしていきます。

    厄を呼ぶウイークポイント

    居心地の良い環境を得ると、「気がゆるむ」ところがありす。

    あまりにも居心地が良いと、ずっとそこにいることを望むようになって、動きのすくない、ある意味では怠惰なまま過ごすようになります。

    反対に、なじめない環境や居心地の悪い環境にいると、転居や転職が繰り返されることもあります。

    高すぎる理想を追い求めすぎないようにすると、運気は安定していきます。

     

    辰の特性

    キーワード

    引力本能
    情熱・葛藤・意外性・ウエット

    基本的な性格

    優れた知性や強い信念を持っている反面、怠け者になるところがあります。

    行動する時は、人並み以上の熱心さで活動するのですが、目的を見失うと急に熱がさめてしまう、気まぐれなところがあります。

    熱中とあきらめの間を大きく揺れ動いているのが特徴で、風変わりなものを好みます。

    運気アップポイント

    急にスポットライトを浴びる立場になることがあります。

    反面、人生途上で、停滞する時期もあり、かなりハードな障害にも出会うことがありそうです。

    困難を乗り越えたときに昇龍の勢いで成功に向かって躍進する運を持っているので、困難があっても、あきらめないことが大切です。

    厄を呼ぶウイークポイント

    怒りっぽいところがあり、周りの人とぶつかることがあります。

    謝ることが苦手で協調性に欠けるので、知らない間にヒンシュクをかうことがありそうです。

    気持ちを素直に外に出せないところがあるので、誤解されないようにコミュニケーションをしっかりとるようにすることが大切です。

     

    巳の特性

    キーワード

    伝達本能
    直感・理論・芸術・ホット

    基本的な性格

    シャープな頭脳とカリスマ的スケールの大きさがあります。

    知的な活動で能力を発揮し、最後までやりとげるエネルギーも持っています。

    落ち着いた雰囲気を持っているので冷たい印象を与えるかも知れません。

    用心深さがあるので無謀なことはしません。情報収集や調査能力に長けています。

    運気アップポイント

    向上心が強く、几帳面でキレイ好き、技芸の才に恵まれ、手先も器用、シャープな頭脳とカリスマ的スケールの大きさがあります。

    バランスをとりながらものごとを推し進めることで、運気をUPさせていくことができます。

    厄を呼ぶウイークポイント

    執念深く、嫉妬心も強いため、激しい怒り方で、人が変わったような行動をとってしまい、運を損なうことがありそうです。

    現実離れした想念をもったり、自分勝手な考えに溺れるところがあるので、感情的になりすぎないようにすることが大切です。

     

    午の特性

    キーワード

    伝達本能
    直感・理論・芸術・ホット

    基本的な性格

    行動力と陽気さを合わせ持ち、人より一歩でも先に出ようとする、負けずぎらいの部分があります。

    リーダーシップがあり、組織をまとめて導く手腕をもっています。

    人づきあいがよく、ゴージャスな雰囲気や気分を好むので、出費が多くなる傾向があります。

    若いときに、自分の才能の基礎をしっかり固めることが成功のカギとなります。

    運気アップポイント

    イロイロなことを経験することで知識をたくわえ、冷静な判断力をもつことで生活が安定します。

    人を見る目、ものを見る目を養うことで運気はUPしていきます。

    厄を呼ぶウイークポイント

    派手好みな面と、落ち込んでふさぎ込む面をもっています。

    明るく積極的ですが、熱しやすく冷めやすいところがあるので、最後まで責任を持たない人のような印象を与えてしまう場合があります。

    やり始めたことを手放す前に後始末をすることで、トラブルを避けることができます。

     

    未の特性

    キーワード

    引力本能
    財運・多芸多才・忍耐力・ホット

    基本的な性格

    品のよい落ち着きと、静かさの中に秘めた何かをもっています。表面はおとなしいのですが、本質は芯の強いファイターです。

    ささいなコトでイラっとする気難しさもあるのですが、基本的には人との交流を大切にします。

    安定を求める気持ちがあり、家族や仲間など、身内を大切にします。

    運気アップポイント

    同じ匂いのする仲間を本能的に求めるので、身近な人間関係を大事にします。

    気心が知れた仲間を大切にして、人とのつながりを広げることが運気UPにつながります。

    厄を呼ぶウイークポイント

    新しいことが目の前にあらわれたとき臆病になってしまい、自分の世界にこもってしまいがちなのが弱点です。

    人と打ち解けられずに構えてしまうこともあり、疑心暗鬼になって人間関係をせまくする傾向があります。

    自分と違う考えを持つ人との付き合い方を身に付けることが大切です。

     

    申の特性

    キーワード

    攻撃本能
    前進力・切磋琢磨・多芸・ドライ

    基本的な性格

    頭の回転が速く器用で前進力も旺盛。事にあたっては機敏に立ち回りチャンスをつかむこともうまい人です。

    明るく快活で天性の社交性があり、人脈も豊富。注目されることが好きで、大らかな性格のために周囲に人が集まる。思いやりもあって愛情も豊か、家庭を大事にします。

    難局をうまくのりきる知恵をもっているので、大きなトラブルに巻き込まれることは少ないでしょう。

    財運があり、晩年に向かって運勢は強くなります。長期よりも短期の目標達成に強さをもっています。

    運気アップポイント

    頭の回転はかなり速く、才知にたけた、優れた頭脳の持主です。

    情に流されることは少なく、現実的な知恵で機敏に立ち回り、チャンスをつかむことも上手です。

    思ったことはたいてい実現させる能力をもっているので、運気をUPさせるためには、前進力を使いこなすと良いでしょう。

    厄を呼ぶウイークポイント

    深く考えずに行動し、調子に乗っての失敗がありそうです。

    損得勘定に敏感なところと、計算高いところが前面に出るようになると、人間関係でのトラブルが発生しそうです。

    身の回りにいる人には、自分の気持ちを丁寧に伝えておくようにすると、誤解されることは減りそうです。

     

    酉の特性

    キーワード

    攻撃本能
    財運・多芸多才・忍耐力・ドライ

    基本的な性格

    情を大切にする気持ちをもっていますが、楽天的な面と苦労症の面があって、本心がわかりにくいところがあります。

    頭の回転が速く、器用で芸事の才能をもっています。

    几帳面、仕事熱心、人当たりの良さがあるので、まとめ役としても信頼されます。

    用意周到で用心深く、また、細やかな心使いで人に接し、奉仕の気持ちも強い。

    人を動かしたり利用したりの才覚もあります。経済的には不自由しない運があり、中年から晩年にかけての運が強く、願い事は中年期から晩年に成就します。

    運気アップポイント

    おしゃれでセンスが良く、色彩感覚にすぐれ、豊かな感性をもっています。器用で芸事の才能があり、音声の綺麗な人が多いようです。

    自分のために動くのではなく、社会を動かすような活動をすることで運気をUPさせることができます。

    厄を呼ぶウイークポイント

    人より先に気がつくことが多く、せっかちな面が出て、周囲が納得していないのに自分だけ暴走するようなことになると、悪意はなくても結果的に人を利用するようなことになることがありそうです。

    邪推をして悪感情を持つと、絶対に忘れないという執念深い面があり、自分の都合のいいように解釈して人間関係を壊してしまうかも知れません。

    思い通りにならなかったときこそ、周囲を見渡す冷静さをもつことが大切です。

     

    戌の特性

    キーワード

    引力本能
    蓄財・大器晩成・商才・ドライ

    基本的な性格

    正直で潔癖。尊敬する人には、どんな自己犠牲もいとわず、忠誠をつくす。心の通う人間関係を大事にして、けっして裏切らない誠実な人です。

    責任感が強いので与えられた職務は几帳面に果たします。

    義理堅く、勇気があり労力も惜しまないのですが、自主性に欠けるところがあります。

    愛情に敏感で、愛情表現も率直です。守り型。リーダーより脇役のほうが実力発揮ができます。

    若い時は、目上の人に従順で重宝がられて、事が思い通りに運びます。中年期に運の凹みがあったときには、誠実さと冷静沈着さで乗り越えることができます。

    運気アップポイント

    仕事に関する責任感は相当に強く、与えられた職務は几帳面に果たします。実行力に長け、前向きに仕事に取り組みます。

    結果を出すことへのこだわりもあり、きちんと答えを出して行きます。自分がこうと思ったら、なんとしてもやり抜く強い意志があります。

    勇気があり、責任をやりとげることに、労力を惜しみません。

    信念を持って行動することで、運気をUPさせることができます。

    厄を呼ぶウイークポイント

    自分の考えに対する自信とこだわりがあり、人と争いになった場合、せっかくまとまりかけたことが、強情や正義感などによってご破算になることがあります。

    情に厚い人ながら、意見の違いをのりこえることに難があり、あまり弁解もしないので、損をする傾向を持っています。

    人と意見が違ったときにも、冷静に話し合えるコミュニケーション能力をみがくことが大切です。

     

    亥の特性

    キーワード

    習得本能
    知恵・忍耐・創意工夫・クール

    基本的な性格

    なにごとに対しても、自信にあふれたリーダータイプ。目的達成のための強い意志力を持ち、行動力もあって、沈着かつ熱心です。

    情愛のある家族思い。活発で、機知にも富み、世話好き。性格は激しく旺盛。仕事にも愛情生活にも、タフさを秘めています。

    能力を効果的に活かすことができれば、若いときから強運に恵まれます。

    働き者で副業に手をだしたり、余力を持とうとします。目的を達成すると次の目標をたてて、休まるときがない。

    目標が定まると、一気に猪突猛進する勢いがあります。

    運気アップポイント

    目的を達成するために驚くほどの意志力を示し、自分の考えだけで動きます。すべての行動に対して、沈着であり、熱心であり、ひたむきです。

    やや独善的な激しい行動力ですが、なにごとに対しても、自信にあふれたリーダーシップがあり、仕事でも家庭でも愛情面でもタフな力強さを発揮します。

    目標を決めることで運気をUPさせることができます。

    厄を呼ぶウイークポイント

    あせりや独断が前面に出てくるようになると、家庭内の不和や親族間の争いが表面化するようになります。

    勢いのいいときには押さえこめていたものが表面に出てくるようになるのです。

    落ち込むと一気に自信喪失し、他人の眼を気にして、被害妄想や神経過敏になることもあるので、日頃から身の回りの人に圧力をかけないようにすることが大切です。

  • 十干の特性

    十干の特性

     

    【甲】の特性

    甲(こう)とは

    甲(こう)とは、木性の陽で、樹木をあらわす気となっています。

    大地に根をおろし、養分を吸い上げ、上に向けてまっすぐに伸びて成長しつづける姿です。

    特 徴

    甲をもっている人は、ものごとを始めるときに強さを発揮します。命令されて動くのではなく、自分の意志で行動します。

    自分がやりたい活動をするために、さまざまな情報をあつめて活用します。責任感が強く、規則や規律を乱す人や、いい加減なことを嫌います。

    目的が定まると前だけを見て直進します。あれこれやれない不器用さがありますが、その不器用さゆえに人からの信頼を集め、人気者になる素質を持っています。

    https://neushidou.net/kou-mamoru/

     

    【乙】の特性

    乙(おつ)とは

    乙(おつ)とは、木性の陰で、草花をあらわす気となっています。

    土地や、岩のさけめなどに根付き、養分を吸い上げ、横に広がりながら成長しつづける姿です。

    特 徴

    乙をもっている人は、人とのつながりを広げていく社交性をもっています。すべての人と仲良くなれるというのではなく、気が合う人とのつながりを広げていける愛嬌をもっているのです。

    意見の食い違いなどで仲間割れしたとしても、気の合う人を見つける活動をつづけることができます。踏みつけられても芽をだす雑草のような力です。

    目標を達成するには、気が合う仲間と協力して活動をつづけ、チャンスを待つ、という方法があっています。

    https://neushidou.net/otu-mamoru/

     

    【丙】の特性

    丙(へい)とは

    丙(へい)とは、火性の陽で、太陽をあらわす気となっています。

    わけへだてなく、公平に、平等に、暖かさや光をとどける姿です。

    特 徴

    丙(へい)をもっている人は、おおらかな明るさをもっています。前向きで、マイペースです。

    どうにかなる、という楽観的な気持ちと、子どものような純粋な気持ちをもっています。いつまでも若々しく、コトにあたっては勢いよく動けます。

    勢いがあまって意見を押し付けるようなところがあるのですが、無邪気さゆえに憎まれることが少ない愛されキャラになれます。

    堅苦しい環境では良さを発揮できなので、楽しく過ごせる場所をみつけて息抜きの場所にすると良いでしょう。

    https://neushidou.net/heika-mamoru/

     

    【丁】の特性

    丁(てい)とは

    丁(てい)とは、火性の陰で、灯火をあらわす気となっています。

    灯火は、焚火であり、電灯であり、ロウソクなど、燃料となるものが必要な灯りをあらわします。個人的なスペースを明るく照らす姿です。

    特 徴

    丁(てい)をもっている人は、自分の中にある才能を表現したい気持ちをもっています。

    言葉や文章、絵や作品、仕事の内容などで自分を表現して評価してもらいたい気持ちです。

    自分が創り出したものや仕事の内容を正当に評価してもらえる環境にいると、活動に没頭できますが、評価してもらえない環境で生活していると愚痴が多くなり、気持ちも落ち込むようになります。

    気持ちが落ち込む理由は、人に評価してもらうことを目標にしているからです。

    自分を追い詰めないようにするためには「自分で良いと評価できる」ことを目標にすると良いでしょう。

    https://neushidou.net/teika-mamoru/

     

    【戊】の特性

    戊(ぼ)とは

    戊(ぼ)とは、土性の陽で、山岳をあらわす気となっています。

    山岳とは、大量の土であり、そびえたつ高さ、神々しさ、神秘的、人を魅了して引き付ける姿です。

    特 徴

    戊(ぼ)をもっている人は、人から仰ぎ見られたい、という気持ちをもっています。下に見られるのは嫌なのです。

    人より劣っていると思われることが許せないので、上を目指して努力することができます。

    人から助けられ、長い時間をかけ、苦労して高いポジションを手に入れた人は、後輩やまわりの人から慕われる人になれます。

    反対に、高いポジションを簡単に手に入れたような人は、人を見下す態度をとって人気を失う可能性があります。

    高みを目指して努力できる資質の活かし方次第で、人生の幸福度は変化していきます。

    https://neushidou.net/bodo-mamoru/

     

    【己】の特性

    己(き)とは

    己(き)とは、土性の陰で、大地をあらわす気となっています。

    大地とは、畑であり、田んぼであり、広場であり、人が集まりにぎわう姿です。

    特 徴

    己(き)をもっている人は、バランス感覚にすぐれた庶民性をもっています。

    何かにかたよることなく、たいらにまんべんなく、という状態を好みます。つまり、「皆と同じが良い」という気持ちがあるのです。

    人が持っているものが欲しくなるとか、人気がある場所に旅行に行って、皆と同じものを食べて満足する、というような感じです。

    皆と一緒にいると安心できる、という感覚です。

    家族や趣味のサークルなど、気持ちを合わせて同じ方向に進んでいく仲間との絆が支えになります。

    https://neushidou.net/kido-mamoru/

     

    【庚】の特性

    庚(こう)とは

    庚(こう)とは、金性の陽で、鉄鉱石をあらわす気となっています。

    鉄鉱石とは、地面の中から掘り出され、熱で溶かされ、圧を加えられることで、社会の役に立つ形になれる姿です。

    特 徴

    庚(こう)をもっている人は、変化させたい気持ちをもっています。

    社会の不正を見つけては正したくなり、正しい状態になるまで攻撃をつづけたい、というような気持ちをもっています。

    時代の流れに合っていない組織の中では変化させる力を発揮して活躍することができますが、安定している組織の中では浮いた存在になる可能性があります。

    自分の力を発揮できないと感じているなら、変化が必要な環境を選んで活動すると、力を発揮することができ、評価されることもありそうです。

    https://neushidou.net/koukin-mamoru/

     

    【辛】の特性

    辛(しん)とは

    辛(しん)とは、金性の陰で、宝石をあらわす気となっています。

    宝石とは、地面の中から掘り出され、研磨され、磨かれ、水で洗われ、光をあてられて輝いている姿です。

    特 徴

    辛(しん)をもっている人は、キレイなものが好きです。光るものや美しいものを好みます。

    自分の身体に時間とお金をかけて、より良い状態にしていくことを楽しみます。

    イロイロな方法でのダイエットを試してみたり、美しくなれる食べ物や飲み物、サプリメントを取り入れることもあります。

    「美」に熱心なのです。

    美を追求した後は、健康に意識が向かいます。ヨガやウオーキング、筋トレなどで身体を鍛え、健康的な美しさを目指すようになります。

    美に関する情報をキャッチするアンテナは、優秀、と言えるでしょう。

    https://neushidou.net/sinkin-mamoru/

     

    【壬】の特性

    壬(じん)とは

    壬(じん)とは、水性の陽で、海をあらわす気となっています。

    海とは、大量の水であり、流れであり、渦であり、満ち引きによって変わりつづける姿です。

    特 徴

    壬(じん)をもっている人は、自由を求めます。温度によって姿をかえる水のように、場の状況によって無意識のうちに変化します。

    買い物に行っても予定になかったものをつい、買ってしまう。

    楽しみにしていたパーティに参加しても、楽しくなかったら帰りたくなるなど、気分の変化に合わせて行動したくなるのです。

    仕事だと、ある程度は我慢できるのですが、「ある程度」までです。ある程度を超えると我慢できなくなってキレます。

    自由に息ができる環境を見つけだすことが大切なのです。

    https://neushidou.net/jin-mamoru/

     

    【癸】の特性

    癸(き)とは

    癸(き)とは、水性の陰で、少量の水をあらわす気となっています。

    少量の水とは、流れる川であり、降り注ぐ雨であり、たちこめる霧であり、容器に入った水や氷の姿です。

    特 徴

    癸(き)をもっている人は、自分を大切にします。急激な変化を好みません。

    何かをするときには、入念に調べて、必要なモノを準備して、用心深く行動します。

    行き当たりばったりで行動する人と付き合うと疲れるので、自分と同じ程度に慎重な行動をする人を選びます。

    用心深く慎重なので、失敗することは少なく、手堅く人生を歩んでいきます。

    安定した環境で生活すると、気持ちも安定します。

    https://neushidou.net/kisui-mamoru/