嫉妬する心②「無心のすすめ」

嫉妬を作る心

老子先生
老子先生

自分の内面に目を向けず、自分の外側にばかり目を向けていると、心豊かに生きることはできんぞ。るを知りなさい

といってミコちゃんのハートにがっちりとくぎを打った老子先生のお言葉シリーズ、第二弾でございます。

ミコちゃん
ミコちゃん

老子先生!自分のうちがわって意味がわかりません!

人生経験が少ないリコちゃんには、「自分の内側」という意味は難しかったようです。私だってうまく説明できません。ですから、今日も老子先生にお答えいただきましょう。

老子先生
老子先生

まず、目を閉じて、自分が今、何を感じているか言ってごらん

ミコちゃん
ミコちゃん

うーん。何にも感じません

老子先生
老子先生

無心ということじゃな

ミコちゃん
ミコちゃん

虫ですか?

うーん。話が変な方向に行きそうなのでちょっと修正しますね。

老子先生がおっしゃったのは「無心」で、

常に無心であれ
無心であれば偏った考え方は持たない

と説いていらっしゃいます。

でも今回のテーマは「自分の内側を見る方法」ですので、このテーマにそって老子先生にお答えいただきましょう。

自分の内面に目を向ける、ということはじゃな、今何を思っているか、常に自分に問いかけよ、ということじゃ

自分が何を思っているか、ということを

常に自分に問いかけなさい

それが自分の内側に目を向ける、ということらしいです。

欲しい!と思う理由が自分の中に本当にありますか?

ということを問い続けることで、自分にとって本当に必要なものがわかるようになる。

だから、まず、自分に聞いてみなさい。ということみたいです。

自分の心、ということですが、自分の心=自我、って感じかなって思ってます。

自分の中の「自我」の割合を算命学の占いでだせます。
自分と同じ「気」が宿命の中にどれぐらい含まれているか、ということです。

下のグラフの人は自我のエリアが0%です

この人が自分の心の内側を見つめて、と言われても、ちょっと辛いものがあると思います。

「心が無い」というわけではないのですが、心という入れ物の中に入っているものが自分ではないのです。

人間の本能グラフ2
周りの人間の価値観や希望がその人の心に入っているのです。ですから、いくら自分の内側を見つめても見えてくるものがありません。

だったら、自我のない人は永遠に本当に自分が欲しいものがわからないのか、というとそうではありません。

人間には心の他に「感覚」というものが備わっています。心ではなく身体が感じるのです。

今の状況が快適なのかは

が感じるより以上に
身体
が感じます

寒い、暑い、お腹がすいた、身体のどこかが痛い、やる気がでない、身体が重い、などです。心が悲鳴を上げるより前に身体が悲鳴を上げるのです。

嫉妬心とは、自分にないものを求める気持ちですね。

なにかが猛烈に欲しくなった時!

心が痛みませんか?

頭が痛くなりませんか?

喉が痛くなりませんか?

老子先生がおっしゃる

「自分の声を聞く」

それを実践すると心が豊かになる。そんなことを言われても実践するのは難しいです。

自分の声って言われても、気持ちはコロコロ変わるから、どれが自分の声なのかわからないです。

助けてください!老子先生!ということで、次回に続きます。

次回、乞うご期待!

嫉妬する心③「無為自然を考える」
老荘思想の根幹である「無為自然」という言葉は、無理をしても続かない、結局は良くない結果になる。だから無理をしてはいけない、ということです。