メリットになる相手を
選ぶと結婚は長続きする
私は夫と結婚して30年以上一緒に暮らしています。
長い結婚生活のあいだ、何度もケンカをしました。
ケンカというより、意見のくいちがいです。
夫に対して、頭がふっとうするほど怒ったことはありますが、手はだしません。それは夫も同じです。
言いあらそいもしません。気に入らないことがあると、お互いが話をしなくなります。私から謝ることは100回のうち0.5回ぐらいです。
ケンカになるキッカケは、ほぼ、夫が不機嫌になったタイミングです。
仲直りするタイミングは、私の気持ちの整理がついてから、
謝るんやったら、許したげるけど、どうする?
ごめん…ごめん
というような感じで、またもとの関係にもどります。
夫は、私が貝のように口を閉じて夫を無視しているあいだも、私のために私好みのドラマを録画し、私好みのお菓子を買います。
そんなに私に気をつかうなら、
瞬間湯沸かし器のように不機嫌になる癖をやめたら、私の怒りに火をつけず、ケンカにならずにすむのに…。
私の日干の五行は「火」で、夫は「土」です。
火は燃えて土を生み出す関係なので、私からの供給が止まったら、話し相手が息子1人になってしまい、息子が留守のときはテレビに向かって話しかけるしかないのです。
仲の良い時期と、口をきかなくなる時期。
近寄っては離れる、波のような結婚生活が長く続いている理由は、好き嫌いをこえて、お互いにメリットがあるからだと思っています。
- 夫は、好きな映画を観て過ごせる。
- 私は、自分のやりたいことをする。
そういうメリットがお互いにあるカップルだからこそ、結婚生活が長く続いているのだと思います。
結婚生活が長く続いているカップルの特徴は、
お互いにとってメリットがある、ということですね。