こんにちは、ねうしまりです。
今日は恋愛で悩んでいる方からの占い依頼です。
算命学の占いをお悩み解消に役立ててもらいたいのでご紹介しますね。
本日のお悩み
好きな人がいるのですが、付き合えない関係です。
告白もできずにいるのですが、好きという気持ちが強すぎて困っています。
1日中その人のことを考えてすごしていて、ボーッとしています。
どうしたらいいのか占ってほしい。
40代 女性
ご依頼
ありがとうございます
好きな人がいるけど告白できない関係だから思いが募って辛くなっている、ということでしょうか?
相手が既婚か、思いっきり年下か、それとも同性?
告白できないのは、相談者に勇気がないのか、遠距離で会えないから?
いろいろ疑問が浮かびますが、鑑定してみますね。
回 答
いきなりですが、回答です。
ご相談者はご自分のことを、
「恋に落ちやすく、恋に生きることが幸せと感じる人である」
と思っていらっしゃるようですが、
その気持は勘違いと言わせていただきます。
ご相談者が恋に落ちるのは楽しめることがなくて暇だから恋に逃げているのではないでしょうか?
ご相談者にとって今年は仕事を発展させる年になります。
恋愛で落ち込んでいる場合ではないはずです。
なぜ、このような回答になるのかお知りになりたいかたは下記をお読みください。
長文です。
恋=ドーパミンによる「脳内麻薬」作用と知ることで気持ちが楽になりませんか?
人を好きになると、前の自分とは違う人間になってしまう場合があります。
人を好きになると脳内にドーパミンという物質が大量にほうしゅつされます。
ドーパミンは「脳内麻薬」といわれることもある、快楽や喜びを引き出す物質です。
ドーパミンが脳内にほうしゅつされると、心身ともに充実した感じになり、疲れ知らずの状態となります。
恋する心のハネムーンと言える期間です。
好きな人のことを思うだけでときめいて幸せになれる状態です。
ドーパミンの作用は脳内にある扁桃体・頭頂側頭結合部と呼ばれる部分の動きを鈍くさせてしまうので、人の意見が耳に入らなくなります。
扁桃体・頭頂側頭結合部は、批判や客観的・冷静な判断をする部分です。
ドーパミンのせいで冷静な判断ができなくなり、付き合えない相手や、自分にあった相手でなくても思いを募らせてしまうようになりす。
好きでいることを
やめなくて良いです
「脳内麻薬」と呼ばれるドーパミンの作用で
「恋は盲目」
頭の中でブレーキが壊れた暴走列車が走り回っているような感じです。
恋する気持ちは止められません。
無理に止めようとすると辛くなります。
辛すぎて体調がおかしくなる場合もあります。
だから、好きでいることをやめなくて良いです。
相手に振り向いてもらえないなら
「好き」
という気持を自分のなかで大切にあたため続ければ良いです。
ドーパミンの作用で、プラトニックな関係でも十分に幸せを感じることができるのですから。
算命占術で鑑定しました
この表はご相談者の宿命です。
表の見方を説明します。
心の中の人物・興味の欄に入っているのは、相談者の心の世界をあらわしています。
心に中にあるもの
・自分・・・・ 本人という自覚
・気持ち・・・配偶者を求める気持ち
・社会・・・・ 自分が好きなことをしたい気持ち
の3つです。
気持ちの中の人物は配偶者なので、相談者は異性を求める気持ちが強い人、ということになります。
現実の世界で関わる人物
興味に入っているもの
・自分
人物として「母」
役割を果たしたい気持ち
楽しいことをしたい気持ち
・気持ち
自由を求める気持ち
好きなことをしたい気持ち
・社会
楽しいことをしたい気持ち
自分のやり方にこだわる気持ち
自由を求める気持ち
ご相談者が現実の世界で関わる人物は「母」しかいません。
後は自分の気持ちが入っています。
つまり、ご相談者は役割を果たしたい気持ちをもっていますが、自分が楽しいと思うことを自分のやり方で自由にやりたい人ということになります。
自由でいたい人です。
このように自由に生活を楽しみたい人なのに恋する気持ちで辛くなるのはなぜでしょう?
その理由が、干合の働きにあります。
自分の宿命の中に干合があると、恋する気持ちにスイッチが入るとあともどりできなくなる
ご相談者の宿命の中に恋愛モードに入りやすくなる「干合」というスイッチが2つあります。
この干合という関係が、恋する気持ちになりやすい状況を生み出す原因になっています。
心のなかの干合
心の中に「本人」と「配偶者」という干合となる関係で人物が入っている場合、異性を好きになりやすいという解釈になります。
惚れっぽいのですね。
そして、一度好きになってしまうとなかなか気持ちが冷めないのです。
現実の世界の干合
現実の世界で関わる人物・興味のところにも干合の関係があります。
現実の世界では人物ではなく「役割を果たしたい気持ち」と「楽しいことをしたい気持ち」が干合の関係になっています。
つまり、ご相談者は
責任感を果たせるような仕事や役割を、楽しみながら十分にこなしている生活を送っていると異性に感心がわかないのですが、楽しくない日々がつづくと、無意識に異性に感心が向くようになります
心にすきまが生まれて恋を求めるようになるのです。
言い方を変えると日常が退屈だから恋をするという感じです。
気の割合
これはご相談者が持っている「気」の割合です。
「気」の種類は10種類で、平均すると5~6種類の「気」を持っている方が多いです。
上のグラフをみると、「気」が7種類あるので、気が多い方ということになります。
なにか1つのことに集中して取りくむというより、いろいろなことに興味がわいて関わってしまう感じです。
「気」の割合が多いのは25%の
・体験から学びたい気持ち
です。
この、体験から学びたい気持ちを多く持っているということは、気になることができると体験したいと思います。
恋する状態になると、相手に会いたくなります。
会って話をしたくなり、相手のことが知りたくなり、根掘り葉掘り聞き出そうとします。
相手の心の底まで知りたい、と感じるので勢いが止まりません。
次に多い「気」が18%の
・絵・文・音楽で自己表現したい気持ち
・目的のために行動したい気持ち
の2つです。
つまり、好きだという気持ちを表現するために文字を書いて相手に送る。
目的が相手に会いたい、ということになったらどんなに遠くでも会いに行く。
時間がなくても、余裕がなくても何とかして会いに行くための方法を考える。
生きる目的が
「好きな人に会う」
ということになります。
危険な心理状態になりやすい、と言えますね。
10年間の運勢
算命学では10年運勢をベースにして考えます。
テーマ…教科書的な知識をもとめる水
エネルギー…完成された大人の状態
家庭…なし
気持ち…天剋地冲
社会…害刑
10年間のテーマ
こんな感じになったのでご相談者が過ごしている10年間の運勢を説明すると、
「勉強する」が10年間のテーマになります。
何を勉強するかというと、エネルギーで表されている、家族、身内、恋人、仲間等々、自分のエリア内にいる人々を守るために勉強する10年間という意味になります。
家族や身の回りの人を守るために勉強しなくてはいけないことが、次々とやってくる10年間です。
次々とやってくるトラブルや問題を解消するために必要なことを勉強する、ということです。
気持ちの天剋地冲
天剋地冲が気持ちに入っています。
天剋地冲…天(精神)がダメージを受け、地(現実の世界)で真逆になる現象があらわれる
つまり、気持ちにダメージを受けるようなことがあり、そのダメージを受けることによって気持ちが変化する、ということです。
運勢に入っているということは、ダメージを受けて気持ちが変化するのは人生の予定の中に入っている、ということになります。
ご相談者はこの10年の運勢のなかで
「気持ちが180度変わってしまうような出来事を経験する」
ということです。
気持ちが180度変わってしまうような出来事が「良い」か「悪い」のか、算命学では判断しません。
必要な変化がやってきて、変化を受け入れることで本来の自分になれる、という考え方をしているためです。
社会の害刑
仕事や社会生活を表す「社会」に「害」と「刑」が入っています。
害…自分の要求や要望、欲望や希望を全面にだすと、上手くいかない。
刑…調整という意味があります。
つまり、仕事や社会活動をするときには、自分の欲望を満たすことより、人からの要望に応える形をとっていくほうが上手く進みます。
求めに応じて、自分ができることをこなしていくうちに協力者が現れて、ものごとが順調に流れていくようになる。
刑という働きがあるので、つねに調整が求められる10年間です。
調整というのは、同じことを続けるのではなく、状況に合わせるために自分のやり方などを変化させていく、ということになります。
2018年の運勢
2018年のテーマ
太陽なので、今年のテーマは
「自分を表現するために変化する」
です。
エネルギーは「墓」なので、テーマと合わせて考えると、変わった場所での活動が始まりそうです。
会員制クラブのようなところで自己表現をするような年になりそうですね。
家庭に対冲
家庭や身の回りに「対冲」という作用があらわれます。
対冲…180度変わる
対冲があると変化があります。
引っ越しか、居場所が変わる、付き合う人が変わる、という意味になります。
だから、というわけでわないですが、恋人と別れる、というのも有り得る話です。
上で説明したように、日常の生活や身の回りの人間関係が180度変わってしまうような出来事が「良い」か「悪い」のか、算命学では判断しません。
必要な変化がやってきて、変化を受け入れることで本来の自分になれる、という考え方をしているためです。
社会に半会
仕事や社会生活を表す「社会」に「半会」が入っています。
半会…発展や広がり、違うものがひとつになる
という作用になります。
つまり、ご相談者にとって今年は仕事を発展させる年になります。
恋愛で落ち込んでいる場合ではない、ということです。
まとめ
ご相談者はご自分のことを、
「恋に落ちやすく、恋に生きることが幸せと感じる人」
と思っていらっしゃるようですが、
その気持は勘違いと言わせていただきます。
ご相談者が恋に落ちるのは楽しめることがなくて暇だから恋に逃げている。
そうではないでしょうか?
恋する気持ちを持ち続けてもぜんぜん問題ありません。
人を好きになるのは素敵なことですし、そんな気持ちを持ち続けることができるのはまちがいなく幸せなことだと思います。
でも、ご相談者の本質は
自分が楽しいと感じることを、自分が納得できるやり方でやりたい人です。
このことを
心のかたすみにおいていただけると幸いです。