辰巳天中殺の特徴・仕事・家庭運・人生の幸運期

辰巳天中殺

辰巳天中殺の特徴

辰巳天中殺というのは「天上」がかけている天中殺です。

天上というのは「精神世界」という意味があります。そのため、辰巳天中殺を持つ人は現時点、今を生きる人になります。目の前の現実が生きる世界で、精神的な世界を必要としていません。

辰巳天中殺を持つ人は激しさを持っていて、社会に存在する「常識・ルール」の枠の中で穏やかに暮らすだけでは満足できません。安定感の中で生きるよりも、波乱のある人生を好みます。

人と同じような人生を歩みたいとは思っていないので、自分の思ったこと、やりたいことを、自分のやり方でやり続けます。

仕事でも毎日同じことをするようなルーティンは得意ではなく、常に新しいものと接触できる新鮮さを求めています。人が考え付かないようなアイディアを生み出す意外性も持っています。

自分の言動で困ったことになったとしても、抜群の行動力でたくましく生き延びます。家庭からも社会からもはみ出す運勢を持っているので、早い時期に自立をすることで運が良くなります。

いつまでも親元にいると、トラブルやストレスが多くなり、自分が持っている運を活かすことができません。

欠けている北の方角は「精神の世界」という意味があるので、哲学や宗教を必要としません。目に見えないものから影響を受けたり、興味を持つことはないでしょう。

実際に自分が見たり、体験したことで自分の中に価値観が出来あがっていきます。

体験したことのない事柄は理解しにくいところがあり、独自の感性に従って動くので、周囲の人から誤解されたりすることもある、というのが辰巳天中殺の特徴です。

仕 事 運

辰巳天中殺の人は客観的に組織を眺め、弱点や必要なものをしっかりと見抜き、冷静に組織や仲間のことを理解していきます。

既存性の強い組織でははみ出すことが許されないので、締め付けの厳しい組織は不向きです。

組織の中を変更させるような役割を果たす時に抜群の能力を発揮することができます。

どんな逆境であっても現実の世界を強くたくましく生き抜く力を仕事で発揮できると、組織を良い方向に持っていく役割を果たすことができます。

変化させることが必要な職場、というのが適職になります。

人生の流れ

辰巳天中殺の人は両親を支えるような形で家に残るか、家系の流れを一新するような形で家を出るか、どちらかになります。

家系の流れを変える運勢を持っているので、両親や祖父母に社会的な成功者がいないほうが楽な人生を送れます。

家系の流れの恩恵に頼らなくても良い強さを持ってるので、子供の頃から家庭との縁が薄いほうが自分の人生を生きやすくなります。

早くに親元から離れるなど、自立が早いほうが迷うことなく人生を進んで行くことができるのです。

家 庭 運

結婚相手には自分の家系とは違う相手を選びます。その方が居心地の良い家庭を作ることができます。

家庭を作るときにも、新しい一家を作り上げるような意識でいることが必要です。

家の運と自分の運がシーソーのような関係になりやすく、実家の運勢が強いと自分の運勢が弱くなり、自分の運勢が強くなると実家の運勢が弱くなる、というような、家の運勢という見えない敵との葛藤を抱える<ようになります。

葛藤の原因がわからず、人間関係でトラブルを抱えるようなことになりがちです。

自分の葛藤の原因は自分の中にある、ということに気が付き、自分がやるべきことに気付くことができると理想的な生き方ができるようになります。

幸 運 期

辰巳天中殺の
運勢バイオリズム(年と月)

辰巳天中殺バイオリズム

幸運な期間は寅年から卯年までの2年間と、申年から亥年までの4年間です。

月でいうと、毎年2月から3月までと、8月から11月までの運勢が良くなります

未年から少しずつ前向きに努力すると、申年から始まる4年間の強運の波に上手く乗ることができます。

収入が増えたり、思いがけない大金を手に入れることができます。

酉年になると財産を手に入れることができ、戌年亥年も同じように安定した幸せを感じることができます。

寅年になると仕事や社会で活躍できる運勢になります。

注意する時期

辰年になると一気に運勢が下降します。

辰年までの生活が幸せなものであるほど、一気に落ち込みを感じるような運勢になります。

運勢が底をついたように感じる巳年の後の午年は、身体と心に受けたダメージを回復させるために、意識して休息をとるようにしましょう。

災いを好転させる

無理をしない

辰巳天中殺をもっている人が災難を好転させるには「無理をしない」ことが大切です。

疲れ切るまで働かないようにする。できないことを無理して引き受けないようにするなど、無理をしないことで、トラブルを好転させる余力をもてるようになります。

災いを好転させる過ごし方は、無理をしない、ということになります。