こんにちは、ねうしまりです。
今日は、本当の自分がわからないとお悩みの方からの占い依頼です。
算命学の占いをお悩み解消に役立ててもらいたいのでご紹介しますね。
本日のご相談
人から言われたことをすごく気にする自分。
人から何かをたのまれて、その時はやろうという気になるけど、時間がたつとぜんぜんやりたくないと思う自分。
何かを始めようと思っても気持ちが続かない自分。
本当の自分がわからない。
本当の自分というのを占ってほしい。
30代 女性
ご依頼
ありがとうございます
自分がわからない、というお悩みですね?
自分という意識がゆれて気持ちがたもてない。
心の声を聞くという言葉がありますが、自分の心がゆれているときは、わかりにくいでしょう。
そんなお悩みにこたえるため、宿命からご相談者の気持ちや考え方を探っていきます。
回 答
ご相談者はどんな人なのか、鑑定してみました。
本当の自分とは
・自分が好きなことはねばり強く努力できるけど、結果がうまくいかないときは投げ出してしまう。
・教えてもらったことをすぐにできるようになるけど、興味を感じられないと飽きてしまう。
・身の回りの人間関係は大切にしたいと思うけど、好きになれない人の意見は聞きたくない。
つまり、ご相談者は自分が本当に納得してやりたいと思うことを、丁寧に少しずつ積み上げていくようなやりかたで仕上げていく人。
教えられたことより、自分が好きだと感じたものを自分のやり方でできるように努力をつづけ、自分の気持ちをそのまま絵や文章や音楽で表現したい人のようです。
なぜ、このような回答になるのかお知りになりたいかたは下記をお読みください。
長文です。
自分自身を支えるもの
心の中の人物・興味
ご相談者は「草花」の性質を持っています。
草花は、忍耐強く地味な努力をつづけて伸びていくという意味を持っています。
挫折があってもはい上がる忍耐強い努力家で、ふまれてもまた芽を出す雑草の強さがあります。
忍耐強さはありますが、自分が先頭切って新しいことをするのは苦手で、何かを始めるときには人に意見を求めます。
人の意見を取り入れながら、相手を活かして自分も活きるような行動をします。
協調性はあるのですが、気弱で神経質な一面があるのです。
現実の世界で関わる人物・興味
現実の世界で関わる人物・興味の中には、
・自分の理解者と行動をともにしたい気持ち
・教科書や伝統的なものから学びたい気持ち
2つの気持ちが入っています。
この2つの気持ちがご相談者を支えています。
支える、というのは気持ちの軸になるようなもので、信念ということもできます。
自分を理解してくれる人と行動をともにしたい気持ちがあるので、言葉を変えると、自分を理解してくれない人とは行動をともにしたくない、ということになりそうです。
教科書や伝統的なものから学びたい気持ちは、純粋に勉強したいという気持ちです。
勉強して取り入れた知識をもとに考え方を作っていきます。
ですから、誰から何を学ぶかによって考え方が変わってしまう、ということになります。
教えてもらう相手や、勉強する内容を間違えてしまうと、違和感を感じ続けるようになるので、納得できるものを選択することが大切です。
エネルギー
自分自身や自分を支えるものを動かしているのは「死人」というエネルギーです。
「死人」というエネルギーは、目の前にあらわれたことをそのまま受け入れるエネルギーです。
来るものを拒めず、受け入れることになります。
断ることが苦手です。
善悪の判断もつけにくいので、まわりの環境次第では悪にそまることもあります。
「死人」というエネルギーをもっている人は、身近に芸術家が居れば天賦の才能とは関係なく芸術家になれるほどの巨大なもほう能力を持っています。
気持ち、考え方、感じ方
心の中の人物・興味
自分の気持ち、感情のもとになる考え方や感じ方の中の、心の中の人物・興味の中に、
・自分のやり方・考えを変えたくない気持ち
があります。
自分のやり方や気持ちを変えたくない、というのは自分を守りたい気持ちです。
拒否されたり、否定されたりすることが嫌いです。
自分を否定する人とは付き合いたくない、という気持ちをもっていることになります。
現実の世界で関わる人物・興味
自分の気持ち、感情のもとになる考え方や感じ方の中の、現実の世界で関わる人物・興味です。
現実の世界での気持ちなので、心の中の気持ちより表面に出やすくなります。
この3つの気持ちをまとめてみると、
・収入や安定を求めてコツコツと努力して好きなものを手に入れ、手放したくない気持ち。
・期待された役割をきっちりとこなし、周囲の人間にも強要してしまう。
・好き嫌いの気持ちが強く、なじめない環境には居つづけられない。
このような気持ちの流れになります。
自分に合わない環境は居心地が悪いので離れたくなるけど、手に入れたものを手放したくない。
離れたいけど、手放したくない、という気持ちの葛藤がうまれます。
エネルギー
自分の気持ち、感情のもとになる考え方や感じ方を動かしているのは「青少年」というエネルギーです。
「青少年」というエネルギーは夢とロマンがテーマになり、明るく周りの人を楽しませるエンターテナーの要素を持っています。
このエネルギーを持っている人は素直に常識にしたがう気持ちはなく、自分の気持ちに正直に生きるので、好きなものは好き、嫌なものには敵対するような激しさをみせます。
大人になりきれていないところがあり、計画や可能性がないままあこがれだけで気持ちが暴走してしまう危険性があります。
このように、自分が今いる場所ではない所へあこがれる気持ちが強くなると、転職する理由をいつも探し続ける、というような気持ちになりがちです。
自分がいる場所に満足できず、隣の庭の青い芝生を求める気持ちになりやすい、と言えます。
活動の取り組み方
心の中の人物・興味
仕事や学校などで活動するときの取り組み方の、心の中の人物・興味の中に
・絵・文・音楽で自己表現したい気持ち
があります。
絵や文、音楽で自分を表現したいというのは、直接自分の気持ちを伝えるのが苦手、ということです。
人と関わるときには必ずクッションになるようなものが必要です。
例えば、映画、テレビ、料理などです。
何もない場所ですることが何もない状態で話をすることが苦手です。
話し合わなければならないことがある場合は話ができますが、その内容について話し終えたら会話が続かなくなります。
人との付き合いには、間接的な要素が必要なのです。
現実のなかで関わる人物・興味
仕事や学校などで活動するときの取り組み方の、現実の世界で関わる人物・興味のなかに、
・自分のやり方・考えを変えたくない気持ち
があります。
この気持があると、自分と他の人との間に壁を感じやすく、今いる場所に対して居心地の悪さのようなものを感じてしまいます。
人とどうしても距離をおいてしまうようになります。
人と距離をおく性格を受け入れてくれる組織でないと、組織に属しつづけることはむずしいでしょう。
協調性が無いわけではないのですが、自分を曲げることができないので、自分らしくいられないと思うような環境に長くとどまることはできません。
社会生活で居心地の良い場所、自分を活かせる場所を見つけるのには経験と時間が必要になります。
エネルギー
仕事や学校などで活動するときの取り組み方を動かしているのは「壮年」というエネルギーになります。
「壮年」というエネルギーは、自分の身の回りにいる人を守り、安定させたいという気持ちが強くなるエネルギーです。
このエネルギーを持っている人は現実の生活を安定させたいという気持ちが強くなるので、リスクがあるものを選べず、無難な道を歩きたいと思うようになります。
仲間や友人よりも親や目上、師や先輩といった人にしたがい、目下を守り引き上げようとします。
家族や周囲の生活が安定するように気を配り、サポートするような活動の仕方になります。
気の割合
これはご相談者が持っている「気」の割合です。
「気」の種類は10種類で、平均すると5~6種類の「気」を持っている方が多いです。
上のグラフをみると、「気」が7種類あるので、気の数は多いほうです。
1番量が多いのは
・自分のやり方・考えを変えたくない気持ち
という気持ちで、全体の26%を占めています。
次に多い「気」は
・自分の理解者と行動をともにしたい気持ち
です。
上記の2つの「気」の意味をあわせて考えると、
・自分の価値観を曲げなくてもいい環境で過ごしたい。
・自分のやり方や考え方を尊重してくれる仲間と一緒に活動したい。
ということになりそうです。
宿命の中のオプション
ご相談者の宿命のなかに、オプションがあります。
オプションとは特別な働きをするものです。
気持ちが強くなる働きや、やり始めたことをまとめるのがうまくいなかくなるような働きなど、イロイロあります。
ご相談者の宿命のなかのオプションは2つあり、そのオプションの働きで本当の自分の気持ちがつかみにくくなっていると考えられます。
1つ目のオプション
【行動したことが次の展開につながっていく運】
イノシシとウサギの関係は、動き出すと止まらないという意味になります。
何かをやり始めたいという気持ちが強くなり、やり始めたことが次々と上手くつながっていくのでドンドン展開していくようになります。
例えば、好きな歌手のライブに行って、会場で知り合った人と仲良くなり、ライブ終了後にご飯を一緒に食べに行って意気投合し、連絡先を交換して会うようになり、一緒にバンド活動を始めるようになった。
というような感じで、つながっていきます。
2つ目のオプション
【スキャナーのような感知能力があり、問題をひとつひとつ慎重に解決していく能力を持っている】
イノシシとヘビ、このオプションを持っていると自分を守る気持ちが強くなります。
感じ取る力が強いので、何かをするときにまず不安を感じます。
何かを始めても最後まで仕上げることができません。
結果を仕上げる成功体験がすくないので、自分に自信がなく、物事を慎重にすすめるようになります。
ですが、ひとつひとつ丁寧にすすめていくと問題を解決することができます。
つまり、非常に繊細で丁寧なあつかいが必要なことを解決するのが得意であり、能力であり、役割、ということになります。
まとめ
ご相談内容
人から言われたことをすごく気にする自分。
人から何かをたのまれて、その時はやろうという気になるけど、時間がたつとぜんぜんやりたくないと思う自分。
何かを始めようと思っても気持ちが続かない自分。
本当の自分がわからない。
回 答
本当の自分とは
・自分が好きなことはねばり強く努力できるけど、結果がうまくいかないときは投げ出してしまう。
・教えてもらったことをすぐにできるようになるけど、興味を感じられないと飽きてしまう。
・身の回りの人間関係は大切にしたいと思うけど、好きになれない人の意見は聞きたくない。
つまり、ご相談者は自分が本当に納得してやりたいと思うことを丁寧に少しずつ積み上げていくようなやりかたで仕上げていく人。
教えられたことより、自分が好きだと感じたものを自分のやり方でできるように努力をつづけ、自分の気持ちをそのまま絵や文章や音楽で表現したい人のようです。
ご相談者が宿命で持っている気持ちを五行におきかえてみました。
水は木を育てます。
勉強したい気持ち、知識を吸収したい気持ちが自分のやり方を育てていきます。
やり方をイロイロ試すことで自分の感じ方や考え方がかたまります。
木は燃えて火になります。
木が育つと自分を表現したくなります。
自分の心をストレートに表現したくなるので、自分をごまかさなくてはいけないような人間関係がある場所には居づらくなります。
自分の気持ちを正直に表現できるようになると、その気持を絵や文章、音楽などの作品にして表現したくなります。
以上のことを一言で言うと、ご相談者は
自分の心を表現する活動を始めると気持ちが満たされるようになり、本当の自分を発見することができる
ということになります。