天中殺という時期
天中殺という時期は、運勢が大きく変化する時期です。
今まで過ごしていた運勢とは違う運勢に変化します。
変化するのですが、天中殺の種類によっては変化の波が大きなもの、変化の波が小さいものがあります。
変化を感じとれる方
感性が豊かな人は運勢の切り変わりを感じとれます。
なんとなく不安な気持ちになってネットで調べて、来年から天中殺の時期に入ることを知って不安が増す。
気になって調べていくと、怖いことがいろいろ書いてある。
そこで、
「来年から天中殺に入るのですが、何に気を付けたら良いでしょうか?」
と、占い師に相談されます。
天中殺という言葉のイメージと、ネットでいろいろな情報を見て、良くないことが起きそうな気がして心配になっていらっしゃるのです。
天中殺は怖くない
天中殺の時期を向かえる方のご相談を受ける時にまずお伝えするのは、
天中殺は怖いものではありません。
ということです。
天中殺の時期だから良くないことが起きるのではありません。
天中殺の時期に入る=不幸になる、ではないので心配はいりません。
ただ運勢が切り変わるだけです。
ご相談者の運勢が変化する時期になった、ということです。
不安になる理由
自分の運勢が変わることを感じることができるぐらい感性が豊かな方は、運勢の影響を受けやすい、とも言えます。
運勢の影響を受けやすくて、不安を感じているということは、現状を変化させていかなくてはいけないことを自分で感じている、ということになります。
今の状態を変化させることを運勢から求められているのです。
でも、どうしたら良いのかわからない。
その気持が不安の原因です。
天中殺は受け入れる時期
天中殺という時期は、自分から何かを発信するものではなく、受け入れる時期になります。
受け入れる時期というのは、自分にとって必要なことがやってくる流れになっています。
例えば、
人間関係の調整能力を役立てる出来事が将来待っている人には、人間関係のトラブルが流れとしてやってきます。
天中殺の時期に流れとしてやってきた人間関係のトラブルを経験して、知識を得る、行動力を持つ、信頼できる人はどういうタイプなのか、などを学ぶようになります。
人間関係を円満に保つために必要な情報を得ることが必要な人へ、流れとしてトラブルがやってくるのが天中殺の時期であり、運勢の流れなのです。
自分にとって必要なものが人間関係を円満に保つ知識だけでなく、たくさん学ぶ必要がある場合、いろいろなトラブルが大なり小なりやってきます。
それらの流れから逃げずに受け止めて対処していくことで、自分の役割を果たすことができる力を身につけられるのです。
それが、天中殺は流れを受け入れる時期である、という意味です。
受け入れられない時
天中殺の時期は流れとしてやってきたことを受け入れる時期である。
流れから逃げずに受け止めて対処していくこと。
と書きましたが、やってきた流れ(トラブル)が受け入れられないぐらい大きい、と感じた時はどうするか、ということがあります。
1人では背負いきれないほどの大きな悲しみ、苦しみ、辛さがやってきた時です。
そのような時は1人で背負うのではなく、一緒に背負ってくれる人を頼ると良いでしょう。
一緒に背負ってくれる人を探すためには、自分の弱さを相手にすべてさらすことになります。
自分の弱さを他人にさらすことができる強さを持つ、ということが自分にとって必要なのかも知れません。
自分の弱点を認めて人に伝えること。
そのことが自分にとって必要だからこそ、1人では抱えきれないものがやってきた、という考え方です。
でも、人に伝えることができない人もいます。
人に弱さをみせることができない人。
そのような人は時間を味方につけると良いでしょう。
辛さや苦しみを抱えたままの生活はしんどいです。
でも、人に弱みを見せるよりはましと思えるなら、1人で持ち続けて時間の経過とともに辛さや苦しみが薄れていくのを待つのも1つの方法です。
どちらの方法をとるにしても、自分がどのように行動したら良いのかは、自分の気持ち次第です。
自分が納得できることを選択する、ということです。
占い師に鑑定を依頼されていろいろなアドバイスを受けたとしても、最後に決めるのは自分の気持ちです。
占うことで行動の方向性はわかります。
どういうことを判断の目安にしたら良いのかもわかります。
でも、実際に行動に移せるかどうかは自分の気持ち次第です。
占いで行動の目安はわかりますが、あたりまえの話ですが占いが行動するのではありません。
決める、行動するのは自分、ということになります。
天中殺は怖くない
天中殺の時期にやってくる辛さから完全に逃げてしまうのは、将来のためにならないことが多いです。
そんなことを言われても、逃げたくなる。
逃げたくなる気持もわかります。
でも、
「乗り越えられないものはやってこない」
という言葉があります。
天中殺の時期にやってくるトラブルは、自分を成長させるためにやってくる。
成長させる必要がある部分をピンポイントで狙ってやってきます。
つまり、弱みをついてくるのです。
自分の弱みを強化させるために試練がやってくる。
でも、乗り越えられないものではない。
ちょっと頑張って試練を乗り越えて、弱い部分を強くすることができた自分になれるのです。
足りない部分を補うことができる。
新しい考え方、新しい取り組み方を取り入れて行動につなげることができる自分になれるのです。
だから、天中殺の時期は怖くない時期なのです。
自分の意識を変える
天中殺の時期は怖くない時期であると書きましたが、天中殺の時期にできればしないほうが良いことがあります。
例えば、
です。
天中殺の時期にした方が良い例の中に、勉強という項目があります。
天中殺の時期に勉強をすると良く吸収することができます。
勉強した情報を活かせるようになるのです。
では、何の勉強をしたら良いのでしょう?
それはですね、人によって違うのです。
性格も違う、運勢の流れも人それぞれに違います。
だから、何を勉強したら良いのかは人によって違うのです。
その人にとって必要な勉強とは何なのか、占うことで見つけることが出来ます。
占いなんか使わなくても、自分にとって興味があることを勉強すればいいのでは?
と思われる方が多いと思うのですが、趣味程度の勉強だとそんなに影響はありません。
でも、その人の人生に必要な情報は何なのか、ということを見つけることができるのが占いなのです。
その人の将来に役立つ情報を、勉強が身につく時期に正しく吸収する。
そのために占いを活用する。
勉強が身につく天中殺の時期の前に、何を学んだら良いのか知っておくのは、とても有効なことだと思っています。