嫉妬する心①「足るを知る」の意味

嫉妬と老子先生と占い

今日は、嫉妬という感情をテーマにお話を進めていきたいと思います。

ちなみに今日はですね、ゲストをお迎えしています。

占い好きの、ミコちゃんです。どうぞ!

ミコちゃん
ミコちゃん

こんにちはミコです。今日はなんでも相談に乗ってくれるって聞いたから来ました。よろしくお願いします

ミコちゃんの質問には、中国からお越しいただいた老子先生にお答え頂きます。

老子先生
老子先生

何でもどうぞ

ミコちゃん
ミコちゃん

先生…。私、お洋服とか、鞄とか、アクセサリーとか欲しいけど、お小遣いが少なくて買えないの…

老子先生
老子先生

そうかい、欲しいものを手に入れたらあんたは幸せかい?

ミコちゃん
ミコちゃん

はい!すっごい幸せな気持ちになります。でも、友達が良いものを持ってたらすぐまた欲しくなるし…

老子先生
老子先生

人間の欲望にはきりがないからね。手に入れた途端にまた次のものが欲しくなる。それは足(た)るを知らんからじゃろうね

ミコちゃん
ミコちゃん

たるをしらんってなんですか?

出ました!老子先生の

「足るを知る」

というお言葉。人間というのは、自分が持っていないものを欲しがる。それは、

「自分の内面に目を向けず、自分の外側にばかり目を向けている」

常に自分の外側ばかり見て自分に無いものを求めていると、次から次へと欲しいもの、手に入れたいものが出てくる。

満ち足りるという「足る」を知ることがないと、際限なく求め続けてしまい、手に入れられなくなったときに「嫉妬」という心を蝕んでしまう感情が出てくる。

「足るを知る者は富む」

老子先生は2000年以上も前に、このようにおっしゃっていたそうです。満足を知っている者は心豊かに生きることができる。

おっしゃる通りだと思います。でも、理解はできても実践となるとちょっと…。

チョコレートの誘惑に勝てないダイエット失敗記録更新中の私は、老子先生が残された思想をもとに作られた算命学の教えをちょっとずつミコちゃんと一緒に身に付けて、余分な脂肪を剥ぎ取っていきたいと思います。

老子先生がおっしゃっていたのは

「内側に目を向けて、自分に合ったものだけで満足する。それが心豊かに暮らす人生の知恵だよ」

ということです。

では、自分の内側ってどうやって見るのでしょう?次回、この難問にまた老子先生にお答えいただきましょう。

次回、乞うご期待!

嫉妬する心②「無心のすすめ」
欲しい!と思う理由が本当に自分の中にあるのか?まず、自分に聞いてみる。問い続けることで、自分にとって本当に必要なものがわかるようになる