鑑定依頼をいただいた方へ。
鑑定内容のご希望は「自分の解説・結婚を考える相手との相性・自分は占い師に向いているか」ですね?
盛りだくさんのご要望をおっしゃる方はどんな方なんだろう?と興味を持って宿命をみましたら、まあ、盛りだくさんのオプションをお持ちのお二人でした。
いつもなら、日干の説明とか入れるのですが、そんなことより、オプションの解説をした方がお二人にはよさそうなので、さっそく宿命とオプションの解説に入ります。
お二人の宿命
あなたのオプション 1
「亥」と「巳」が納音の関係
日支は自分で、月支は自分の気持ちです。その関係が納音の関係になっています。日月に納音を持っている人の特徴は、
① 不安を感じて保守本能が強くなり、色々な方法で守りを固めます。
② 自分や何かを守るためのセンサーを持ち、スキャナーのような感知力を持っています。わかりやすく言うと、人よりも過敏な神経を持っている、ということです。
③ 悪いことや問題点にすぐ気が付き、それを指摘せずにはいられないが、結果に対する分析力や解析力として発揮することができます。
④ 物事を明るい方向に考えるのは苦手ですが、問題を一つ一つ解決することはできます。
オプション 2
「亥」と「卯」が半会の関係
日支は自分で年支は社会です。その関係が半会の関係になっています。日年に半会の関係を持っている人の特徴は、
① 単独行動が得意で動き出すと止まらない強引さを持っている。
② 経験を土台にして発展的な成功を描いて行動していく。
③ 楽観的に物事を始め、詰めの甘さが原因で挫折することがある。
④ これまでにない新しいものや意外なものを生み出す可能性を持っている。
彼女とのオプション
これからはお二人の間にあるオプションを書いていきます。
あなた自身と彼女の社会性が「準方位」という関係になっています
「亥」と「丑」です
亥と丑なので冬の季節の意味が強くなります。冬は貯蔵を意味していますので、彼女の社会生活があなたの結婚に対する意識を刺激したと思います。
あなたの気持ちに対して、彼女の気持ちと社会生活が大半会の関係になっています
「巳」と「酉」・「丑」です
大半会とは半会の関係に気持ちが重なる感じです。半会の関係性に自分の意志が加わるので、はっきりと自分がやりたいこととして意識しながら行動するようになります。
彼女と二人でいると自分の気持ちが大きくなって、何でもできそうな気がしませんか?二人で暴走してしまう危険があるとも言えます。
あなたの社会と彼女自身が「合」の関係です
「卯」と「戌」です
あなたの社会生活が彼女の日常を支える関係です。簡単に言うとあなたの収入で彼女が暮らす、ということです。
あなたの社会と彼女の気持ちが「対冲」の関係になっています
「卯」と「酉」です
あなたの社会性が彼女の気持ちをざわつかせることがありそうです。
お二人の本能の特徴
あなたは守備本能が多く(平均20%)、彼女は習得本能が多いです。この関係は、あなたを守るために彼女が色々情報を仕入れてくるという感じでしょうか。
行動する動機として、あなたは自分のため、彼女はあなたの為に行動する感じですね。
結婚の相性
結婚する相手としての彼女と相性は80%以上の確率で良いです。
良い点として
① 彼女は整理整頓が苦手です。家の中が汚れていても気にならないタイプです。あなたも最初は口うるさく片付けるように言うかもしれないのですが、やがてあきらめます。あなたがあきらめた後、彼女は居心地よく暮らし、あなたに対して奉仕的に尽くしてくれるようになります。
② 彼女は仕事も家庭でもやりたくないことはしないのですが、自分が納得したことに対しては非常に頑張って行動します。あなたがまとめるのが苦手な分、彼女がまとめてくれるようになります。
③ 彼女は自分の信念を貫くために目上の人や上司に対して反発することもありますが、彼女のエネルギーを受けてあなたは精神性が広がります。妄想や想念や色々なものがわきあがってきます。その精神性はあなたにとっては必要な物なのです。
暴走する危険性はありますが、お互いに必要な相手だと理解して、仲良く暮らしてください。
占い師にむいているか?
占い師になりたいということですが、どんな占い師になりたいかビジョンがありますか?
私が考える占い師に向いている人とは「問題点を見つけて解決策を提示できる人」ということになります。
ですからあなたは自分の中に問題点を見つけるセンサーのようなものをお持ちなので、占い師に半分向いています。残りの半分は問題に対する解決策を提示できるように占いの勉強を続けながら、自分の身に降りかかる困難やトラブルを一つ一つクリアして、人生経験を積んで回答に説得力を持たせることができるようになった時、優秀な占い師になれると思います。
素質はあります。あとは努力です。頑張ってください。応援しています!