鳳閣星との付き合い方

鳳閣星は火性の陽で、伝達本能を持っています。おしゃべりです。太陽の性質を持っているので、高いところから全体を見まわして一目見ただけで状況を把握してしまうようなところがあります。先見性があり、人が想像する先の先まで読み取ってそれを皆に言ったりするので、人によっては何を言っているのかわからない人、と誤解を受けることがあります。

時間がたち、時代が追い付いてくると鳳閣星を持つ人(以下鳳閣星人)が言っていたことが現実になって周囲の人を驚かせますが、言った本人は発言したことすら忘れていることがあります。思いつくことや発言が多くて全部を覚えていないからです。

鳳閣星人は一番先に物事の問題点を見つける人であり、それに対して声を上げる人であり、皆をたきつける人であり、現状を破壊するエネルギーを発信する人です。子どもが持つ純真さで何事も見たまま、感じたものをそのまま自分の中に受け入れて、そのまま発信するので言葉に不純な動機がなく、説得力が加わるのでいつの間にか信奉者ともいえる仲間を持つことになります。

社会的には常に刺激があり、柔軟思考を存分に発揮できる状況でないと息が詰まってしまいます。枠にはめられたようなルーテインワークは苦手です。合理的思考ができ、理性的ではありますが、楽観的思考が強いので「今はしんどいけど、まあ何とかなるさ」と、苦手なことを我慢し続けているといつか感情が爆発してしまいます。感情がキレてしまう前に、自分を解放できる場所を見つけることが必要な人です。

キーワードは距離感

鳳閣星人のキーワードは距離感です。べたべたした人間関係は苦手です。意味もないのに誰かと一緒にいるのはちょっと苦痛です。手持ち無沙汰ですし、何かをしゃべりたいけど、何を?という状況には居たたまれなさを感じます。

人と一緒の時間を過ごすためには「クッション」が必要です。間に入るものです。人によってそれは映画であり、おいしい料理であり、新しい体験です。二人の間に映画があると映画について楽しく話をすることができます。

おいしい料理を食べれは、食材や調理法、食器、テーブルセッティングなどについていつまでも話をすることができます。おいしかった料理を研究して自分で作って誰かに食べさせることも大好きです。相手が食べている間、ずっと料理について解説することを楽しみます。

そんな鳳閣星人なので、用もないのに突然訪問されるとか、自分の時間を無駄なことで取られるとか、意味のないことに付き合わされるとか、は我慢ができません。彼が鳳閣星人なら、ウインドショッピングに連れまわすのはやめた方が無難です。

あなたのことがすごく好きであなたの姿を見ているだけで幸せ、と感じてくれる時期ならまだ大丈夫ですが、付き合いが長くなり、二人の関係が落ち着いてから、彼の時間を、彼が楽しいと思えないようなことで奪うことを続けていると、彼はキレます。

でも大丈夫です。面白いことに目がない彼に、新しい刺激をあげると、彼の好奇心は復活します。近すぎず、離れすぎない適度な距離を保つこと。それが関係を長続きさせるコツです。