【公開鑑定】自分自身の命式が激しめな事に気づき、ちょっとびっくりした次第です

こんにちは、ねうしまりです。

この記事は、算命学という判断基準をつかって鑑定した内容を紹介する記事です。

算命学は、東洋に古くから伝わる運命学です。生年月日をもとに、十干十二支や五行などの要素をもちいて、性格や才能、人生の傾向などを分析します。

この記事では、公開鑑定にご応募いただいたご質問に回答するかたちで、人生をより深く理解し、より良い未来を築くためのヒントをお届けします。

公開鑑定のご質問

今回の公開鑑定のご質問内容です。

最近算命学を学び始めました。
それにより、自分自身の命式が激しめな事に気づき、ちょっとびっくりした次第です。

学び出したら早速、お友達の生年月日などで練習するわけですが、なかなか自分のことばが出てきません。
本やネットに書いてあることをコピーするのが精いっぱいな感じです。
命式に干合がある人の性格に悩み、ネットサーフィンをしていたところ、ねうしまりさんのこのサイトにたどり着きました。
他の記事も拝見させていただきましたが、書いてあることが深くて、わかりやすく、とても感銘を受けました。
なので、是非、公開鑑定して頂きたくお申込みいたします。

だんだんとフェードアウトしていくお年頃になりました。
悩みは夫婦仲で、元カレの事を忘れられないくらいですが、もうこの年ではどうしようもなく・・・。
これからの人生、どうな風になるのか。何に気を付けたらよいのか。
とにかく、滞っていてはだめな性質と学びました。
是非、アドバイスをお願い致します。

林加 さま

自分自身の命式が激しめな事、を考える

ではまず、算命学的な考え方で、林加さんについて、解説していきたいと思います。

五行図

上の絵は、林加さんの誕生日の干支を、絵にしたものです。

火性が2つ、金性が1つ、水性が3つ、あります。

水の性質をもつ人の特徴

林加さんの本質をあらわす五行は水性で、大河や海のような、大量の水となります。

水性の特徴

1. 水のように変化自在。どんな環境にも溶け込む適応力
水は、コップに入ればコップのかたち、鍋に入れば鍋のかたちになるように、環境に合わせることができます。水の性質をもつ人には、どんな環境にも素早く適応し、まわりの人々と良好な関係をきずける適応力があります。

2. 海のように深い心。誰にも真似できない包容力
海は、どんな魚も優しく受け入れるように、水の性質をもつ人は、深くて広い心をもっています。どんな人にも寛容で、温かい愛情を注ぎ、多くの人々に癒しを与える、包容力があります。

3. スケールの大きい夢と実行力
水の性質をもつ人は、海のように広い視野と、深い探求心をもっています。スケールの大きな夢を叶えるため、ねりにねった戦略をつかって、着実に目標を達成していく実行力があります。

4. 川のように力強く。どんな困難も乗り越えるバイタリティ
川は、どんな障害も力強く乗り越え、大海へとたどり着きます。水の性質をもつ人には、川のような生命力と、困難を乗り越えるバイタリティがあり、目標に向かって突き進むことができます。

5. 自由を愛する魂。型にはまらない生き方
水は、自由自在に形を変えるように、水の性質をもつ人は、自由を愛する魂をもち、型にはまらない生き方を好みます。周囲の目を気にせず、自分らしく生きる。その自由奔放な姿は、多くの人々を魅了し、新しい可能性を切り開きます。

6. 堤防のような支えがあれば、才能がさらに開花する
川は、堤防に守られることで、目的地にむかって流れ続けることができます。水の性質をもつ人は、まわりの人の理解と協力、支えを得ることで、才能がさらに開花します。

真冬に誕生した水性

水性の人は、上記のような性質を持っているのですが、

林加さんが誕生した季節は真冬です。

真冬は水性が強くなる季節です。

ですので、水性の性質を、強く発揮できる力をもっている、といえます。

水が強いエネルギーをもっていること自体、問題ではないのですが、

強いエネルギーをもった水をコントロールする力が弱いと、水は、思いもよらぬ方向にすすむことがあります。

思いもよらぬ方向に進んでしまうと、最初に目指した場所や、行きつくべき場所にたどり着けない可能性がでてきます。

水の流れをコントロールして、目的地まで進むためには、コツコツと地味な活動を続ける、土性のような活動が有効です。

宿命の五行の割合

上の円グラフは、林加さんの宿命の五行の割合をあらわしています。

林加さんの基本的な性格や本質をあらわす五行は、水性で、全体の57%です。

水の流れをコントロールし、目的地まで進めてくれる堤防の役割をする土性は、10%です。

全体の57%を占める水性をコントロールするには、10%の土性では力不足、という感じになるのかもしれませんね。

水性の性質をもつ人は、水のように変化自在な才能をもち、その柔軟性とバイタリティで様々なことを成しげることができます。しかし、その反面、自分をコントロールできなくなるという側面も持ち合わせています。

自分をコントロールできなくなる状況の例
  • 刺激を求めて、危険なことに手を出す
    水の性質をもつ人は、常に新しいことに挑戦したくなり、刺激を求めて危険なことに手を出すことがあります。計算なしに行動してしまうと、思わぬトラブルに巻き込まれてしまう可能性があります
  • 自分の感情に流されやすい
    水の性質をもつ人は、海のように深い心を持ち、感情豊かで感受性も豊かです。同時に、自分の感情に流されやすいという側面も持ち合わせています。感情的になると、冷静な判断ができなくなり、後悔するような行動を取ってしまうことがあります。
  • 周囲の意見に惑わされやすい
    水の性質をもつ人は、自由を愛し、型にはまらない生き方を求めています。同時に、周囲の意見に惑わされやすいという側面も持ち合わせています。自分の意見をしっかりと持たないと、周囲の意見に流されて、本来の自分を見失ってしまう可能性があります。

宿命の天剋地冲の影響

林加さんの宿命には天剋地冲の関係になる干支が2組あります。

天剋地冲てんこくちちゅうとは干がこくの関係になり、支が対冲の関係になるものです。剋は精神に影響を及ぼし、対冲は現実に影響を及ぼします。

https://neushidou.net/sanmeigaku-tenkokutityu/

日干と年干の剋

まず、

日干にっかんの水が、年干ねんかんの火を剋し、火に対して水の影響をあたえています。

火の情熱に対して、水の冷静な判断力を加えている、というような感じです。

情熱と冷静さは、一見相反そうはんする要素のように思えます。しかし、状況によっては、両方を兼ね備えることで、より良い結果を生み出すことができます。

以下に、火を水が消すように、情熱に冷静さを加える状況の例をいくつかげます。

火を水が消すように、情熱に冷静さを加える状況の例

情熱は、目標達成への強い意欲やモチベーションを生み出します。一方、冷静さは、状況を客観的に分析し、的確な判断を下すための能力を与えてくれます。

1. スポーツ
情熱: 勝利への強い意志と、最後まであきらめない粘り強さ
冷静さ: 冷静な判断力と、状況に応じた的確な戦略

  • スポーツ選手は、ゴールを決めるために全力でシュートを打つ一方で、相手選手の動きを冷静に観察し、次のプレーを予測します。

2. 仕事
情熱: 仕事への強い責任感と、目標達成への意欲
冷静さ: 客観的な分析力と、論理的な思考力

  • 営業担当者は、目標達成のために積極的に顧客にアプローチする一方で、顧客のニーズを冷静に分析し、最適な提案を行います。

3. 芸術
情熱: 表現したいという強い思いと、創造性
冷静さ: 技術的なスキルと、客観的な視点

  • 情熱的に絵を描く一方で、構図や色彩を冷静に考え、作品を完成させます。

4. 人間関係
情熱: 相手を愛する気持ちと、相手を思いやる心
冷静さ: 相手の立場や気持ちを理解する力と、客観的な判断力

  • 恋人は、相手への愛情を情熱的に表現する一方で、相手の意見に耳を傾け、理解しようと努めます。

これらの例のように、情熱と冷静さをバランスよく兼ね備えることで、様々な状況において、より良い結果を生み出すことができます。

情熱と冷静さは、どちらか一方だけが重要というわけではありません。むしろ、両方をうまく組み合わせることで、真の強さや能力を発揮することができます。

年干と月干の剋

次に、年干ねんかんの火が、月干の金を剋し、金に対して火の影響をあたえています。

金の合理性に対して、火の情熱を加えている、というような感じです。

合理性と情熱は、一見相反する要素のように思えます。しかし、状況によっては、両方を兼ね備えることで、より良い結果を生み出すことができます。

以下に、金を溶かすように、合理性に情熱を加える状況の例をいくつか挙げます。

金を溶かすように、合理性に情熱を加える状況の例

合理性は、論理的な思考力や客観的な分析力にもとづいて、最善の選択を行い、効率的に行動することを可能にします。

一方、情熱は、目標達成への強い意欲や探求心を生み出し、困難な状況でも諦めずに挑戦する力をもたらします。

1. 研究開発
合理性: 論理的な思考力と、客観的な分析力
情熱: 新しい発見や発明への強い探求心と、困難を乗り越える力

  • 研究開発においては、科学者は膨大なデータに基づいて研究を進める一方で、未知の領域への探求心を持ち、困難な課題にも挑戦します。

2. ビジネス
合理性: 市場調査に基づいた戦略策定と、効率的な経営管理
情熱: 顧客への強い思いと、事業への情熱

  • 企業経営者は市場調査に基づいて事業計画を策定し、効率的に経営を行う一方で、顧客のニーズを常に意識し、情熱を持って事業を推進します。

3. 社会貢献活動
合理性: 課題の明確化と、効果的な解決策の策定
情熱: 社会を変えるという強い意志と、困っている人を助ける心

  • NGO団体のスタッフは統計データに基づいて現状分析を行い、効果的な支援プログラムを設計する一方で、強い情熱を持って支援活動に取り組みます。

4. 自己啓発
合理性: 目標設定と、効果的な学習方法の選択
情熱: 学びへの強い意欲と、継続する力

  • 学生は将来の目標を達成するために学習計画を立てて効率的に勉強する一方で、学ぶことに情熱を持ち、困難にも負けずに努力します。

これらの例のように、合理性と情熱をバランスよく兼ね備えることで、様々な状況において、より良い結果を生み出すことができます。

合理性と情熱は、どちらか一方だけが重要というわけではありません。むしろ、両方をうまく組み合わせることで、真の成果や充実感を味わうことができます。

支の対冲

天剋地冲の地冲とは、十二支が対冲になっている状態をあらわしています。林加さんの宿命では、午と子が対冲の関係になっています。

年支と月支の対冲

うまの季節は真夏で、情熱的な勢いがあります。午がある年支という場所は、行動をあらわしています。

ねずみの季節は真冬で、冷静な判断力をもっています。

子がある月支は、気持ちや手段をあらわします。

午と子が対冲の関係になっているというのは、気持ちと行動が一致しない状況になりやすい、ということになります。

気持ちと行動が一致しない状況の例

1. ダイエットしたいのに、つい甘いものを食べてしまう

  • 気持ち: ダイエットして、健康的な体になりたい。
  • 行動: つい甘いものを食べてしまい、ダイエットが進まない。

2. 勉強しなきゃいけないのに、ついスマホを見てしまう

  • 気持ち: 良い成績を取って、将来の夢を実現したい。
  • 行動: ついスマホを見てしまい、勉強に集中できない。

3. 昇進したいのに、積極的に行動できない

  • 気持ち: 昇進して、自分の能力をもっと発揮したい。
  • 行動: 積極的に行動できず、昇進のチャンスを逃してしまう。

4. 英語を話せるようになりたいのに、勉強を先延ばにしてしまう

  • 気持ち: 英語を話せるようになって、海外旅行に行きたい。
  • 行動: 勉強を先延ばにしてしまい、英語力が向上しない。

5. 新しいことに挑戦したいのに、失敗するのが怖くて行動できない

  • 気持ち: 自分の可能性を広げて、新しいことに挑戦したい。
  • 行動: 失敗するのが怖くて、行動に移せない。

年支と日支の対冲

午がある年支という場所は、行動をあらわしています。

子がある日支は、求める結果、積み上げてきた実績などをあらわしています。

年支と日支が対冲の関係になる、ということは、求める結果を手に入れるための行動ができない、という状況になりやすい、ということになります。

求める結果のための行動ができない例

1. 貯金したいのに、つい浪費してしまう

  • 求める結果: お金を貯めて、将来の目標を実現する
  • 行動できない理由: つい衝動買いをしてしまう。節約する習慣がない。

2. 健康的な生活習慣を身につけたいのに、夜更かしや暴飲暴食を続けてしまう

  • 求める結果: 健康的な体になり、病気にならない
  • 行動できない理由: 意志が弱い。誘惑に負けてしまう。

3. 人間関係を改善したいのに、相手に本音を言えない

  • 求める結果: 周囲の人と良い関係を築き、充実した生活を送る
  • 行動できない理由: 臆病で、自分の意見を言いづらい。相手を傷つけたくない。

4. 断捨離をして、必要なものだけを持ちたいのに、捨てられない

  • 求める結果: モノに執着せず、身軽な生活を送りたい
  • 行動できない理由: 思い出の品を手放せない。もったいないと思う。

5. 楽器の練習をしたいのに、集中できない

  • 求める結果: 楽器の演奏技術を向上させ、演奏を楽しむ
  • 行動できない理由: すぐに気が散ってしまう。他のことに興味が移ってしまう。

天剋の影響を、十大主星で考えてみる

中央の石門星が、北の禄存星を剋している

天剋地冲の影響を、陽占で考えると、

中央の石門星が、北の禄存星を剋し、禄存星が南の龍高星を剋しています。

石門星の特徴は、協調と社交性です。自分が所属する組織やグループの人間関係を大切にしたいと思っています。

人間関係を大切にしたいと思う気持ちが、禄存星を剋しているのです。

禄存星とは、愛情奉仕の星で、相手のことを深く理解したうえで、相手にとって必要なことをほどこしてあげたくなる気持ちをもっています。

剋とは、星がもっている考え方や本質に変化をうながす作用です。

つまり、石門星と禄存星の剋の関係とは、人との付き合い方のこだわりが、禄存星の特徴的な愛情奉仕の考え方や本質に、変化をうながしている、ということになります。

石門星と禄存星の剋の関係

影響のプラス面

剋には、ものごとを分裂させる力があります。愛情奉仕のような活動に対して分裂させる作用が働くと、活動内容の細部にわたって、問題点や課題、よい点、よくない点に気が付くことができます。

分裂作用がよい結果をもたらす例を、いくつか挙げます。

1. 多様な視点や価値観の獲得
分裂作用によって、異なる意見や考え方がぶつかり合うことで、新たな視点や価値観を獲得することができます。これは、視野を広げ、より客観的な判断を可能にするだけでなく、創造性を高める効果も期待できます。

  • 研究チーム内で、研究方法について意見が対立し、活発な議論が行われた結果、従来とは異なる斬新なアプローチが生まれ、研究成果が飛躍的に向上した。
  • 家族会議で、子供の進路について意見が分かれたが、それぞれの意見を尊重し話し合った結果、子供にとって最適な選択肢を見つけることができた。

2. 問題解決能力の向上
分裂作用によって、異なる意見や考え方をぶつけ合い、議論することで、問題解決能力を向上させることができます。様々な角度から問題を捉え、より効果的な解決策を見つけ出すことができるようになります。

  • 会社のプロジェクトチーム内で、進捗状況について意見が対立し、問題が発生した。しかし、チームメンバーが互いの意見を尊重し、協力して問題解決に取り組んだ結果、プロジェクトを成功に導くことができた。
  • 夫婦間で、家事分担について意見が対立し、揉めていた。しかし、互いの立場を理解し、話し合いの末、双方が納得できる解決策を見つけることができた。

影響のマイナス面

人間関係における分裂作用は、様々な形で現れます。以下では、マイナス面をいくつか挙げ、具体的な例を交えて説明します。

1. 信頼関係の損壊
分裂作用は、互いを理解し尊重する気持ちがなくなり、不信感が生まれてしまいます。些細な誤解や意見の相違が、大きな亀裂となり、関係修復が困難になることもあります。

  • 友人同士が、SNSでの投稿内容を巡って意見が対立し、互いを批判し合うようになってしまった。
  • 家族間で、金銭に関する問題で揉め、互いの言い分を聞くことなく、絶縁状態に陥ってしまった。

2. コミュニケーションの悪化
分裂作用によって、相手と話すことを避けたり、言葉を濁したりするようになり、コミュニケーションが途絶えてしまいます。誤解が生じやすくなり、問題解決が困難になるだけでなく、関係悪化を招きかねません。

  • 同僚同士が、仕事のやり方について意見が対立し、互いに話すことを避け、険悪な雰囲気になってしまった。
  • 夫婦間で、家事分担について不満を抱えていたが、話し合わずに放置していたため、関係が悪化してしまった。

北の禄存星が南の龍高星を剋している

次は、

北の禄存星が南の龍高星を剋している影響を解説していきます。

禄存星とは、愛情奉仕の星で、相手のことを深く理解したうえで、相手にとって必要なことを施してあげたくなる気持ちをもっています。

龍高星は、好奇心旺盛で、見たい、知りたい、試したい、など、前のめりになりやすく、邪魔されるのを嫌います。

つまり、禄存星と龍高星の剋の関係とは、禄存星の特徴的である愛情奉仕の考え方や目的が、龍高星の自由を求める言動に変化をうながしている、ということになります。

禄存星と龍高星の剋の関係

影響のプラス面

剋の持つ「分裂させる力」は、一見ネガティブな印象を与えますが、必ずしも悪い結果をもたらすわけではありません。むしろ、葛藤や対立から生まれる創造性や社会貢献こそ、分裂作用の好ましい側面と言えるでしょう。

分裂作用がよい結果をもたらす例を、いくつか挙げます。

1. ボランティア活動:自由な時間と社会貢献の充実
自由な時間を使い、社会貢献活動に参加するボランティアも、葛藤から生まれた好例です。

  • 休日に地域清掃活動に参加する会社員
  • 退職後に途上国支援のボランティア活動を行う人
  • 学生が週末に動物保護施設でボランティア活動を行う

2. フリーランス:専門性を活かした自由な働き方と社会貢献
自分の専門性を活かして、自由に働きながら社会に貢献するフリーランスも、葛藤から生まれた好例です。

  • 独立してコンサルタント業を営む人
  • フリーランスライターとして記事執筆を行う人
  • ウェブデザイナーとして個人事業主として活動する人

3. 副業:本業と社会貢献の両立
本業に加えて、自分の興味や関心に沿った副業で社会貢献する人も増えています。

  • 平日は会社員として働き、週末に地域イベントの運営を行う人
  • 会社員として働きながら、夜間にオンライン英会話講師として活動する人
  • 平日は看護師として働き、休日にフードバンクでボランティア活動を行う人

共通点:

  • 自由な生き方と社会貢献の両立を目指す
  • 自分の強みや興味を活かして活動する
  • 葛藤を乗り越え、創造的なアイデアを生み出す
  • 社会にポジティブな影響を与える

これらの例はほんの一例であり、自由と社会貢献の葛藤から生まれる可能性は無限大です。大切なのは、自分の価値観と社会のニーズを理解し、自分に合った方法を見つけることです。

影響のマイナス面

自由な生活と社会貢献の葛藤は、必ずしも良い結果をもたらすとは限りません。以下は、その葛藤がマイナスの結果を招く例です。

1. 無気力と無責任
自由を求める気持ちが強くなりすぎると、責任感や義務感が薄れ、無気力や無責任な行動に繋がる可能性があります。

  • 仕事や学業を怠り、周囲に迷惑をかける
  • 社会的な責任を放棄し、孤立してしまう
  • 将来への不安や焦燥感にさいなまれる

2. 罪悪感と自己否定
社会貢献したいという思いが強くなりすぎると、常に「もっとできるはずだ」という考えに囚われ、罪悪感や自己否定に陥るおちい可能性があります。

  • 自分の能力や成果に満足できず、常に焦燥感に苛まれる
  • 他人と比較し、自分自身を否定してしまう
  • 精神的な疲労やストレスを抱え、心身を消耗してしまう

3. 人間関係の悪化
自由と社会貢献の葛藤は、周囲の人との人間関係にも悪影響を及ぼす可能性があります。

  • 仕事やボランティア活動に時間を費やし、家族や友人との時間が減ってしまう
  • 自分の価値観を押し付け、周囲の人との衝突が起こってしまう
  • 周囲の人から理解されず、孤独感を感じてしまう

4. 燃え尽き症候群
自由と社会貢献の葛藤に振り回され、常に全力で行動を続けることで、燃え尽き症候群になってしまう可能性があります。

  • 身体的な疲労や倦怠感だけでなく、精神的な疲労も深刻化する
  • 仕事やボランティア活動への意欲を失い、無気力になってしまう
  • 日常生活にも支障をきたしてしまう

5. 人生における後悔
自由と社会貢献の葛藤を適切に解決できず、後悔を抱えたまま人生を送ってしまう可能性があります。

  • 若い頃に夢を追いかけなかったことを後悔する
  • 社会貢献活動に十分な時間を費やせなかったことを後悔する
  • ワークライフバランスをうまく取れなかったことを後悔する

共通点:

  • 自由と社会貢献の葛藤に適切に対処できない
  • 自分に合ったバランスを見つけられない
  • 精神的な負担やストレスを抱え込む

これらの例はほんの一例であり、自由と社会貢献の葛藤は様々なマイナスの結果を招く可能性があります。大切なのは、自分の心と体と向き合い、無理のない範囲でバランスを見つけることです。

対冲の影響を、十大主星で考えてみる

東の牽牛星と、中央と西の石門星とが対冲の関係になっています。以下、それぞれの星の特徴と、対冲関係による影響について説明します。

牽牛星の特徴

牽牛星は、実力者のサポート役というポジションで能力を発揮できます。

牽牛星は、自分が所属している組織やグループ全体の社会的地位を高めるためなら、縁の下の力持ちとして、優れた戦略的な思考力と実行力で、ときには、手段をえらばず活動することができます。

自分のまわり全体の価値を高めて、価値が高いところに所属する自分、という形で自分の存在感を高めていきます。

石門星の特徴

石門星は、コミュニケーション能力と人心掌握術じんしんしょうあくじゅつに優れています。

自分が所属したいと思う組織やグループ全体の色になじみながら、時間をかけて自分の価値を周囲に認めさせ、少しずつ自分の色をだしていき、最終的には、組織やグループ全体を自分の色に染めたい、という本能をもっています。

まわりの力を利用して、自分の価値を高めていきます。

牽牛星と石門星の対冲関係

牽牛星と石門星は、単独で活動するのではなく、人とのコミュニケーションを利用して自己実現をめざしていくところは共通していますが、その活動方法には違いがあります。

牽牛星は、全体を俯瞰したうえで、戦略的に活動するので、石門星からは、牽牛星のやり方は情をもたず、冷たいと感じます。

石門星は、組織やグループを、学校のクラブ活動の延長のようなフレンドリーな感覚で活動するので、牽牛星からは、石門星の社交術は未熟だと感じます。

このように、活動の仕方、お互いに対しての感じ方が、似ている部分があるがゆえに、違う部分がクローズアップされるようです。

牽牛星と石門星が対冲の関係になると、星がもっているお互いの良さが、発揮しにくくなるのです。

人と仲よくしたい石門星の気持ちを、戦力的思考をもつ牽牛星の意識が邪魔をするようなものです。

エネルギーバランスで対冲を考える

林加さんの宿命の五行に、十二支じゅうにし蔵干ぞうかんの五行の数値も加えたものが、下の図です。

宿命の五行の割合で見ていただいた五行の数値はパーセントであらわしていましたが、この図では、宿命の五行のエネルギー数値、そのものになっています。

林加さんは水性の人なので、水性を中心にして、緑色の矢印で示す相生関係そうしょうかんけいと、赤い色の矢印で示す相剋関係そうこくかんけいを図にしています。

中心にある、水の数値が一番多いので、型としては、騰蛇型とうだがたとなります。

騰蛇型は、強い意志と主体性を持つリーダータイプです。周囲からの助けを受けずに、自分の力で道を切り開くことで、真の成功をつかむことができます。

騰蛇型のエネルギーバランスをみると、

林加さんの基本的な性格や本質をあらわす水性、十大主星であらわすと石門星の数値は73。

石門星と対冲の関係になる牽牛星の数値は13なので、牽牛星が石門星に及ぼす影響は大きくはないと考えます。

石門星に対する牽牛星の影響は大きくないので、石門星らしさを発揮していかれるとよいと思います。

陽占で止まる星

下の図は陽占ようせんです。

陽占とは、人間関係のなかであらわれる、性格や行動の表面的な部分をみるものです。

陽占ようせんの星を五行におきかえて、五行の気の流れが止まる星から、林加さんの生きる目的や喜びとなるものをみていきましょう。

禄存星ろくぞんせいは土性。
牽牛星けんぎゅうせいは金性。
龍高星りゅうこうせいは水性。
石門星せきもんせいは木性です。

禄存星の土が、金の牽牛星を生み出し、牽牛星の金が、水の龍高星を生み、龍高星の水が、木の石門星に流れる、という流れになります。

石門星で流れが止まる人の特徴は、

感情と欲求に正直に行動する行動派です。気に入ったものを手に入れたいという欲求が強く、目標達成のためには手段を選ばないこともありますが、その強い意志と行動力は、夢や目標を叶える力となります。

協調性とコミュニケーション能力を活かして、周囲の人々を惹きつけ、協力を取り付けることができます。

独断専行や強引さが裏目に出てしまうこともありますが、周囲への気配りと柔軟性を意識することで、より多くの人々と協力し、目標を達成することができます。

つまり、石門星で流れが止まる人の生きる目的や喜びとなるものは、自分の感情と欲求に正直に行動し、まわりの協力を得て、気に入ったものを手に入れること、ということになります。

林加さんの才能

林加さんの陽占の南に龍高星があり、龍高星以外の星がすべて現実星なので、林加さんの才能は、西天運、ということになります。

【西 天 運】

陽占の北と南のどちらか1つ、または北と南の両方に精神星の鳳閣星・調舒星・龍高星・玉堂星が入っている。

そして、中央のライン3つがすべて現実星の貫索星・石門星・禄存星・司禄星・車騎星・牽牛星の、いずれかが入っていると西天運になります

この形は、考えるべきところに考える星があり、行動すべきところに行動する星があるので、理想的な形になります。

しっかり考えてから、力強く行動するので前進力があります。

注意するところとしては、しっかり考えて計画を立てたあとに行動するので、途中で変更することが難しいところがあります。

計画通りにコトを進めていく途中で予定が変わるとか、突発的な変化が起きた時に、スタートに戻って考え直さなければいけないような気になるので、時間がかかるのです。

ですので、計画する時にあらかじめ想定できる変化をふまえたうえで計画を練るようにすると、トラブルを乗り越えることができます。

つまり、いくつものトラブルを乗り越えた経験をもっている西天運は、現実の生活をおくるうえで最強の才能を持っていると言えるでしょう。

https://neushidou.net/talent-reality-spirit/

林加さんの恋愛観・結婚観

陽占の東にある星が、恋人に対して求めるものをあらわしています。

陽占の東が牽牛星になっていますので、元カレが社会に認められているポジションにいる人であったり、他人からの評価が高い容姿であったり、世間から非難されるところがない人であるなら、いつまでも忘れられない、という感じになるでしょう。

陽占の西にある星は、配偶者に対して求めるものをあらわしています。

自分自身をあらわす中央の星と同じ星なので、配偶者に対しても自分と同じようなものを求めます。

林加さんが職場で活躍し、家事もそつなくこなしているなら、林加さんと同じような動きや気配りを求めます。

配偶者が、林加さんと同じような動きや気配りができない場合、林加さんにとっての配偶者は、腹立たしい存在になるか、関心をもてない存在になるか、空気のような存在になるか、など、良好な関係を維持するのは難しいでしょう。

一緒に暮らし続けたい、というのであれば、まず、林加さんご自身の生活を充実させることに注力し、余力があれば、配偶者のために力を使う、という考え方をされて、生活すると、何とかなると思います。

命式に干合がある人の性格に悩み、を考える

算命学 干合

林加さんのご質問内容に、

命式に干合がある人の性格に悩み

と、ありましたので、理由と対策を考えてみました。

宿命に干合をもっている人の特徴として、

自分の宿命の中に干合を持っている人の最大の特徴は頭の回転が早いということです。

人から何か言われた時、話を半分ぐらい聞いて、相手が何を言いたいのか、3通りぐらいの結末を想像することができるぐらい、頭の回転が早いです。

https://neushidou.net/phenomenon-of-kangou/

頭の回転が速いと

  • 語彙力ごいりょくや知識量が多く、情報処理能力が高い
  • 洞察力に優れ発想力や創造力に富んでいる
  • 自信家で、コミュニケーション能力が高い

など、干合をもっている人は、自己アピール能力が高くなります。

自己アピール能力が高い人は、周囲を魅了するような魅力的な人物であることが多いです。

しかし、

  • 周囲を圧倒するような迫力を持っていることがある
  • 自分の話ばかりしがちで、自分の話に引き込もうとする傾向がある
  • 自分の意見を押し付けようとする傾向がある

など、マイナス面もちらほらあります。

ですので、干合をもっている人が苦手だと感じるなら、

  • 物理的な距離を取る
  • 心理的な距離を取る
  • 場合によっては逃げる

のように、

相手のパワーに圧倒されて、自分らしさを失ってしまうまえに、自分に合う方法で相手のパワーに対処しましょう。

これからの人生、を考える

上の円グラフの、左は林加さんの宿命の五行のグラフ。右は、宿命の五行に現在の10年運気と2024年の年運の五行を加えた割合をあらわしています。

宿命の五行で木性は0になっているのですが、2024年の木性は20%になり、五行の全体的なバランスが良くなっています。

日干が壬の人にとって、十年運気と年運ともに「甲」という木性がめぐる時期に起こりうる、良いことの例をあげてみました。

木性がめぐる時期に起こりうる、良いことの例

水の素質を持つ人が、水を吸い上げてくれる木の運勢になったとき、以下のような良いことが考えられます。

1. 柔軟性と適応力が発揮される
水は、形を変えながらどんな場所にも適応する柔軟性を持ちます。木は、根を深く張って大地から栄養を吸い上げ、枝葉を広げて太陽の光を浴びる適応力を持っています。

水の素質を持つ人が、木の運勢になると、その柔軟性と適応力を存分に発揮できるようになります。どんな状況でも冷静沈着に対処し、変化を恐れずに新しいことに挑戦することができます。

また、周囲の人々と良好な関係を築き、チームワークを大切にすることができるでしょう。

2. 困難を乗り越える力が増す
水は、岩を削る力や、洪水を起こす力など、強い力を持っています。木は、風に揺れながらも折れることなく立ち続ける強さを持っています。

水の素質を持つ人が、木の運勢になると、その強い力と立ち直る力を身につけます。どんな困難にも立ち向かい、目標に向かって努力を続けることができるでしょう。

また、逆境をチャンスに変え、さらなる成長を遂げることができるかもしれません。

3. 周囲の人々に癒しを与える
水は、清涼感や安らぎを与えてくれる存在です。木は、木陰を作り、涼しい風を送ってくれる存在です。

水の素質を持つ人が、木の運勢になると、その癒しを与えられる存在になります。周囲の人々に安心感を与え、心を落ち着かせてくれるでしょう。

また、困っている人を助け、支えようとする優しさを持つことができます。

4. 豊かな感性と創造性が開花する
水は、さまざまな表情を持ち、見る人の心を魅了します。木は、四季折々の美しい景色を見せてくれます。

水の素質を持つ人が、木の運勢になると、その豊かな感性と創造性が開花します。芸術や音楽、創作活動などを通して、自分自身を表現することができるでしょう。

また、新しいアイデアを生み出し、周囲の人々を驚かせたり、感動させたりすることができるかもしれません。

5. 人生のバランスが整う
水は、常に変化し続ける存在です。木は、根を大地に張り、枝葉を空に向かって伸ばす存在です。

水の素質を持つ人が、木の運勢になると、その変化と安定のバランスが整います。アクティブに行動しながらも、地に足をつけた生活を送ることができるでしょう。

また、仕事とプライベート、心と体など、さまざまなバランスをうまく取ることができるかもしれません。

上記以外にも、水の素質を持つ人が、木の運勢になったときに起こる良いことはたくさん考えられます。

重要なのは、林加さん自身の個性や能力、そしてまわりの環境をどのように活かしていくかということです。

水の柔軟性と適応力、木の強さと優しさを持つ人が、自分らしさを活かして道を歩んでいくことができれば、きっと素晴らしい人生を送ることができるでしょう。

まとめ

林加さん。

いろいろと書いてきましたが、いかがでしょう?

林加さんは真冬生まれの水なので、強いエネルギーをもっていらっしゃるのですが、エネルギー総数は128です。ちょっと少ない、という感じですね。

エネルギーが少ない方は、精神的な領域が活躍の場になります。算命学を学んで活かしていく、というのにぴったりですね。

2020年からの10年運気の干が甲、2024年の干も甲なので、今年は、人生の目標への足がかりがつかめそうですね。

算命学を学んで、自分も生きやすくなり、まわりの方にも。生きやすさのおすそ分けをされていかれると、いいなー、と思います。

以上で回答は終了です。

林加さん、がんばってください!
応援しています!!

公開鑑定のご利用ありがとうございました。