牽牛星と貫索星の相性
信頼してもらう
貫索星は自分が納得できない事をすることができません。
自分にこだわりがあるので、自分のペースで事を進めたいと考えています。
反対に、牽牛星は集団の中で自分がどう動いたらベストなのかを考えて行動します。
牽牛星から見ると、貫索星は人の言うことを聞かない頑固者に見えます。
貫索星からみると、牽牛星は建前は言うけど本音を言わない正体不明の人に見えます。
付き合い始めても、貫索星に信頼してもらえるまでは牽牛星が我慢することが多くなるでしょう。
貫索星に対しては本音で話をするようにしていると、信頼してもらえるようになります。
信頼関係ができた後、貫索星は牽牛星との関係を守ろうと努力するようになるので、まずは、信頼してもらうことです。
音信不通になったら
貫索星から連絡がこなくなったら、2人の関係は終わったとあきらめましょう。
事故や病気で連絡できなかった、というなら話は別ですが、普通の状態で連絡が来ないなら、相手に対する思いは冷めています。
悲しいですが、受け入れて次の相手を探しましょう。
貫索星の意志は堅く、思い込んだものはくつがえりません。
新しい恋を探したほうが良いでしょう。
牽牛星と石門星の相性
仲間が大切
石門星は仲間を大切にしているように見えますが、仲間にも自分の本心を打ち明けることはありません。
人は人、自分は自分という線引を自分の中できっちりとしています。
親しみやすいようでいて、心の奥では別の事を考えている。
そんな雰囲気を感じさせる石門星に、牽牛星は心を開くことができません。
牽牛星も他人に本心を打ち明けることは少ないのですが、石門星のガードの固さは牽牛星以上です。
付き合いが長くなっても心の底から打ち解ける関係にはなりません。
お互いが自分を守る気持ちが強いのです。
付き合いを深めるには
石門星は、1人で行動するより2人以上で行動することを好みます。
自分の問題を解決するために仲間を利用することもあります。
利用と言うと聞こえが悪いですが、石門星も仲間のために行動することもあるので
”持ちつ持たれつ”
の関係です。
そんな政治的手腕を発揮する石門星に対し、根が真面目な牽牛星は集団の中の1人ではなく個人として認めてもらいたいと思います。
グループ交際ではなく、恋人として付き合いたいのです。
恋人として甘い関係になりたいのですが、その思いを石門星に言うことができません。
プライドが邪魔をするのです。
本音で話し合える関係になりたいなら、まずは牽牛星からです。
嫌われても良い、という覚悟で本音で話しをしましょう。
”好き”という気持ちをストレートに伝えてみてください。
2人の関係は、牽牛星が素直になることから始まるのです。
牽牛星と鳳閣星の相性
安らぎを感じる
牽牛星は責任感が強く、常に周囲に気を配ります。
デリケートな神経を持っていて、人といる時は緊張しています。
服装や持ち物などに気を使い、周囲に馴染むように行動します。
いつも気を使っている牽牛星は、自然体で生活している鳳閣星のスケールの大きさに触れた時、緊張感が解けて肩の力が抜けるような感じをうけます。
自分とは違う生き方、自分とは違う価値観に安らぎを感じ、鳳閣星の生き方にちょっと憧れてしまうのです。
その日の気分で
付き合い始めた頃はあまり感じないのですが、付き合いが長くなると次第に鳳閣星の
”自然体”
というものがイライラの原因になります。
鳳閣星はその日によって変わります。
体調が悪いとか、天気が悪いとか、仕事が忙しいとか色々なことが原因で、変わります。
やる気がない、約束を忘れる、同じ過ちを繰り返すなどで牽牛星は振り回されてしまいます。
鳳閣星に振り回されることが続くと、牽牛星は疲れてしまいます。
鳳閣星をコントロールしようとしても無理なので、鳳閣星の自然体を受け入れるぐらいの気持ちの余裕を持つことが、長く付き合う大切なポイントです。
牽牛星と調舒星の相性
プライドが大切
牽牛星は強い自制心を持っています。
人前でみっともないことをしたくないので、自分の気持ちをコントロールします。
強い感情があっても、さっとその場を離れるなど、自分を演出する策も持っています。
自分をプロデュースする能力を持っている牽牛星からすると、調舒星は未熟に見えます。
調舒星は、自分が思ったようにことが運ばない時にイライラしたり、人前で弱音を吐いたり、突然不満を爆発させたり、自分の感情をコントロールできないからです。
牽牛星が調舒星を恋人に選ぶには、調舒星の社会的な地位が高いとか、ルックスが良いとか、年収が良いとか、付加価値が必要になります。
社会的地位が高くて年収が多いなら、ちょっとぐらい未熟でも良いか、と思うのです。
困難に出会った時
調舒星は繊細な神経を持っていて、完璧主義なので、仕事などはクールにこなします。
知的な行動派である牽牛星のタイプです。
職場で出会って付き合い始めることが多いでしょう。
でも、調舒星が仕事をクールにこなしているのは、仕事が順調に進んでいる時だけです。
トラブルが発生したり、ややこしい局面になった時、調舒星の神経が悲鳴をあげます。
牽牛星も失敗を恐れる気持ちが強いので、調舒星をサポートするのには限度があります。
物事が順調に進んでいるときには、楽しく過ごすことができますが、なんらかのトラブル、病気、失業など、人生で避けては通れない困難に出会った時、2人の関係を続けることができるかどうかは、牽牛星のサポート力にかかっています。
不平不満を吐き、八つ当たりをし、情熱を失って無気力になった調舒星を励まして、自信を取りもどさせ、生活能力を回復させる役割は牽牛星になります。
調舒星は自分1人では立ち直れません。
立ち直るには誰かの助けが必要です。
立ち直る助けになれるかどうかで、調舒星と長く付き合っていけるか決まります。
牽牛星と禄存星の相性
褒め上手
禄存星は相手のどこをどのように褒めたら喜ぶかわかっています。
牽牛星は褒められたことを素直に受け入れます。
褒められるだけのことをしている自負があるからです。
禄存星は褒め上手ですし、おだて上手です。
褒められて、おだてられて牽牛星は気分良く付き合うことができます。
禄存星は人付き合いも良く、細かい気配りが出来るので牽牛星の良きサポート役になってくれます。
でも、禄存星は時にやり過ぎます。
頼んでいないことまで世話を焼きます。
頼んでいないことまで世話を焼かれると、牽牛星のプライドが腹を立ます。
そんな時はやんわりと、注意してやめてもらいましょう。
プライド
牽牛星はプライドが高く、そのプライドを維持するために努力しているので、評価されて当たり前、何かしてもらって当たり前、と思っています。
禄存星は人に喜んでもらうことをすることが好きですが、やったことに対して無反応で返されると落ち込みます。
禄存星から何かしてもらったら、何かしらの反応を見せましょう。
嬉しかったら「うれしい」
助かったら「ありがとう」
不要な手助けなら
「ありがとう、でも自分でするね」
と可愛く伝えましょう。
反応を見せないと禄存星はがっかりします。
仲良くするためには言葉を惜しまず伝えましょう。
牽牛星と司禄星の相性
気が合う2人
司録星は小さなことを積み上げて大きくして行きます。
恋も仕事も同じように、小さなことをとても大切にしています。
声をかけてもらった一言を覚えていて、相手を信頼していいかどうかを判断しています。
牽牛星はその場限りの発言をするようなことはないので、司禄星に信頼してもらうのにそんなに時間はかからないでしょう。
失敗を恐れる神経質な牽牛星の心を司禄星は安定させてくれるので、精神的な支えになってくれる相性です。
時間がかかる
周囲からの評価を気にする牽牛星は司禄星のペースを遅い、と感じるかもしれません。
でも、司禄星は一気に物事を進めるようなことはできないので、牽牛星から早くするように求められて一度は応じる事が出来ても、自分が納得出来ない結果になった時、激しく後悔します。
無理強いをした牽牛星のことを恨むかもしれません。
牽牛星からみると地味にみえる行動は、司禄星にとっては必要な手順であり、必要なステップなのです。
司禄星の行動を軽く見るようなことを続けると、突然のさよなら、になるので気を付けましょう。
牽牛星と車騎星の相性
言葉に裏表がない
車騎星は思ったことをストレートに言います。
やりたいと思ったことをします。
車騎星の言動に裏表はありません。
自分のプライドを守るために他人からの評価を気にする牽牛星は、他人の言葉の裏を無意識に感じ取るのですが、車騎星の言葉からは裏表を感じないので、好感を持ちます。
言葉の裏を読む必要がないので、気楽に付き合えるのです。
もちろんムッとするようなことを言われたりもしますが、悪気がないことがわかるので、そんなに腹も立たないでしょう。
同じことを他の人から言われたら腹が立つけど、車騎星から言われても腹が立たない。
そんな関係の2人です。
人間関係の対処法
車騎星は短気でセッカチです。
言いにくいことも平気で言います。
人の予定や気持ちを考えないで行動するところがあるので、人間関係でのトラブルを起こしがちです。
その”とばっちり”を受けないように、周囲の人への気配りの方法をさり気なく教えてあげましょう。
車騎星も、勢いだけではことが進まない時の対処法を学ぶことで人間的に大きくなることができます。
車騎星が
”大人の対応”
をすることが出来るようにサポートしてあげるとトラブルも少なくなり、楽しく付き合うことができます。
牽牛星と牽牛星の相性
本音より建前
牽牛星は自分の社会的ポジションを守る気持ちを強く持っています。
プライドが高いという意味になりますが、そのプライドを守るために勉強し、努力し、自分の評価を維持します。
自分の存在意義は組織や社会の中にあるので、自分が良いと思ったら良いというような個人的な判断はしません。
あくまでも、世間的に評価が高い、一般的に正しいと言われている、ということが自分の中の判断基準になります。
自分で自分の評価を下せないのです。
そんな2人なので、本音で話し合うことはありません。
同じような考え方をするので、気は合うのですが、本当は何を考えているのか、というところまでは踏み込んでいけません。
お互いに壁を感じる2人です。
人前攻撃はNG
お互い、場を仕切りたいタイプなので、恋人であっても主導権争いのようなケンカになることがあります。
どちらも主張を曲げないので、相手を責めて自分の言うことを聞かせようとします。
普段は本音を言わないのですが、ケンカの時にはちょっと本音が出ます。
相手の性格や普段考えていることを知るのに、ケンカをすることは良い機会なのですが、人前でケンカをしてはいけません。
相手の友人の前で相手を否定するようなことを言ってしまうと最悪です。
プライドを傷つけられた牽牛星は、傷つけた相手を許さず、必ずやり返します。
不毛な争いではなく、建設的な争いにするために、人前で言い争うのはやめましょう。
牽牛星と龍高星の相性
二択
龍高星は既存の考え方、やり方に縛られることはありません。
やりたいことを完成させたいと思う時、1番有効な手段を白紙の状態から考え始めます。
前例に習うとか、誰かのマネをするとか、人が考えたものをそのまま自分の行動にあてはめることができません。
あくまでも自分が体験して、実感した”もの”の中から自分がすべきことを選択します。
自分勝手、と言えますが、勇敢なチャレンジャーとも言えます。
失敗を恐れずに突き進んで行きます。
そんな龍高星のやり方を見て、牽牛星は新鮮な驚きを感じるでしょう。
失敗を恐れない行動を、愚か者とみるか、チャレンジャーとみるかで、2人の関係は決まります。
龍高星は自分の言動をさまたげる者と付き合う気持ちは持っていません。
眼中に入らないのです。
自分の言動を面白がって興味を持ってくれる人に対しては、面倒見が良い面をみせてくれます。
2人が付き合えるかどうかは、牽牛星が龍高星の言動をどうみるかで決まるのです。
束縛はNG
2人が付き合うことになった後、気をつけた方が良いポイントは、龍高星を束縛しないことです。
行動を詮索したり、結果報告を細かく求めると龍高星は嫌がります。
なぜなら、龍高星の中身は常に生まれ変わっているからです。
その日にあった出来事、観た映画、読んだ本の影響を受けて、考え方が常に変わります。
3日も会わないと、別人である、と考えてもいいぐらいです。
水たまりの水ではなく、激流の中の水と同じです。
一瞬として同じものではないのです。
基本的な性格は変わらないのですが、感じ方が常に変化している、と理解して付き合う必要があります。
マンネリとは無縁の刺激的な付き合いを楽しむぐらいの余裕を持って付き合うと長続きします。
牽牛星と玉堂星の相性
知識の吸収が本能
玉堂星の本能は自分を成長させてくれるものを吸収することです。
勉強が好きです。
学校で習う勉強だけでなく、趣味、ゲームなど、活用するためには知識を必要とするものが好きです。
広く浅い知識より、狭くて深い知識を好みます。
時間をかけて、森の中から枝葉を拾い集めるように知識を自分の中に取り入れていくことが好きです。
玉堂星が求めているのは知識なので、知識を与えてくれる人に興味をひかれます。
牽牛星が知識を与える立場にいるならすぐに仲良くなることができるでしょう。
でも、お互い人との間に距離をとる性格なので、恋人の関係になるためには牽牛星からアプローチすることが必要です。
本音を話すことが苦手な牽牛星ですが、玉堂星と付き合いたいなら牽牛星からです。
毒舌の意味
玉堂星は相手のことを冷静に、客観的に見ています。
自分の感情を横に置いて、相手の言動を評価することができます。
恋人ということは考慮せず、悪いところを見つけたら、悪い、改めたほうが良い、と感じます。
そして、改めたほうが良いよ、という言葉をストレートに口にします。
人から批判されることを恐れている牽牛星は、玉堂星の言葉を自分に対する非難、と受け取ります。
言われた言葉の内容より、批判された、ということで傷つきます。
玉堂星に悪気がないとはわかっていても、気持ちが受け付けないのです。
過剰に反応してケンカになると、傷つきやすい牽牛星が大怪我をおってそのまま”別れ”になる可能性があります。
ここでも玉堂星の言葉をどう受け取るかで2人の関係が続くかどうかが決まります。
つまり、2人が長く付き合えるかどうかは、牽牛星が玉堂星の言動をどうとらえるかできまるのです。
牽牛星次第、ということになります。