禄存星と貫索星の相性
世話を焼きたい
禄存星は世話を焼いたり、手助けをすることで相手に近づいていきます。
そんなことを言うと下心があるような感じですが、そうではありません。
下心というよりは、人の役に立つこと、喜んでもらうことが純粋に好きなのです。
純粋に人を喜ばせたいと思って世話を焼くのですが、他人から世話を焼かれるのが嫌な人もいます。
貫索星です。
貫索星は理由もなく他人から世話を焼かれるのは嫌だと感じます。
自分のやり方を無視されたように感じるし、そもそも、馴れ馴れしく近づいてもらいたくないのです。
近づいたぶん、貫索星は離れて行きます。
貫索星との距離を埋めたいと思うなら、貫索星のやり方をまねして、寄り添う形を作ることです。
貫索星のやり方や、発言を否定してはいけません。
意向を無視して先走った行動をとってもいけません。
求められたことだけしてあげましょう。
それが貫索星に近づく安全な方法です。
頼りになる相手
信頼関係を結ぶことができたら、貫索星は頼りがいがある相手になります。
頼んだことは、忘れずにしてくれます。
できなくてもやる気を見せてくれます。
でも、貫索星は自分が納得できないことはできないので、無理強いは禁物です。
貫索星は融通がきかない頑固な性格を持っています。
その性格を否定するのではなく、意志が強い、一本筋が通っている、と解釈して付き合っていくと、仲良く付き合うことができるのです。
禄存星と石門星の相性
禄存星は手助けしたい人
禄存星は相手に喜んでもらうことが好きです。
禄存星は理解力、洞察力にすぐれているので、相手が困っているのを見た時、困っている本人以上に問題の原因を理解することができます。
解決策がいくつも頭に浮かぶので、相手の問題を解決したいという気持ちになります。
色々思いついた解決策を石門星に提案します。
「もっとこうしたらいいよ」
とか
「これだから駄目なんじゃない?」
とか言います。
石門星は人の意見に合わせるところがあるので、
「うん」
と言います。
「うん」と言いいますが、その言葉はOKの意味ではないかもしれません。
禄存星の言葉が聞こえた、という返事かもしれません。
禄存星からすると「うん」と言われたから手助けの了解をもらった気になりますが、動き出すのは石門星の本音を確かめてからの方が安全です。
石門星が禄存星に合わせているだけかもしれないので、石門星の本音をよく確かめてから動くようにしたほうが良いでしょう。
石門星は保守的
石門星は開放的な性格に見えますが、本音は保守的です。
既存のルールから外れることや、やりすぎることはありません。
付き合いだしてからは、人付き合いにお金を使いすぎる傾向がある禄存星の財布のひもを締めるのは石門星の役割になります。
豪華なデイナーより、お気に入りの飲食店でマスターお手製の美味しい料理を味わうとか、お金をかけずにデートを楽しめます。
石門星との付き合いが長くなり、安心して任せることができる人生のパートナーを見つけたつもりで安心するようになると、禄存星の興味は他に移ります。
他に困っている人を見つけると、手助けしたくなるのです。
手助けしたくなるのは、禄存星の本能なので仕方ないのですが、他の人に目がいって石門星を泣かせるようなことにならないよう、気を付けてくださいね。
禄存星と鳳閣星の相性
禄存星は世話焼き
禄存星は恋をすると相手の世話を焼きたくなります。
要らない、と言われてもプレゼントを用意したり、サプライズを企画したりします。
鳳閣星は
”来るものは拒まず去る者は追わず、今が楽しければ良い”
というスタンスなので、おせっかいとも言える禄存星の付き合い方も自然に受け入れてくれます。
禄存星からすると楽しませがいのある相手といえるでしょう。
鳳閣星が楽しむ姿をみて禄存星が満足できる、一緒に居て快適な相手です。
時間がたつのが早く感じられるぐらい楽しく過ごせるでしょう。
面白くないと動かない
鳳閣星は面白くないことには反応しません。
つまらないことは耐えられません。
一緒に生活して義務が発生するようになると鳳閣星の弱点が出てきます。
「掃除って毎日必要?」
というようなことを考えます。
四角い部屋を丸く掃くような感じです。
そんな時にはご褒美をあげましょう。
毎日きれいに掃除してくれてありがとう。
毎日働いてくれてありがとう。
感謝して、美味しいものを食べさせてあげると、またやる気をだしてくれます。
鳳閣星にたいしては、褒めることと、叱咤することを上手く使い分けながら付き合っていきましょう。
禄存星と調舒星の相性
禄存星はストレート
禄存星は愛情をストレートに表現します。
好きな人にはハッキリと「好き」と言いますし、態度にもだします。
調舒星は好きな人に「好き」とは言いません。態度も微妙です。
調舒星は完璧主義で人を100%信用できないので、付き合い始めても、愛情を試すようなことを仕掛けてきます。
1回ではないです。
何度も愛情を試すような言動を繰り返した後、それでも相手の態度が変わらないことを確かめてから相手を信用するのです。
ややこしいです。
でもそれが調舒星です。
わかってあげましょう。
禄存星からすれば、人懐っこく接してくる時と、冷たくあしらわれる時があるので、調舒星の気持ちがわからなくて困惑します。
調舒星がそんな行動をするのは、本当の自分をだしても嫌われないか、小出しにして試しているだけなので、禄存星は変わらない態度で接することが大切です。
手を変え品を変え気持ちを確かめてくる調舒星に安心してもらうには、強い忍耐力と広い心が必要なのです。
爆発する前に
調舒星のストレスは主に人間関係です。
人にどう思われているのか気になるのです。
自分が思っているようにコトが運ばないとストレスがたまってグチや不平不満が多くなります。
グチや不平不満を聞いてくれる相手がいない時は、体調不良になるほどです。
体調不良になるほど不満がたまった調舒星は、ちょっとしたキッカケで感情を爆発させてしまいます。
感情の爆発が原因で人間関係を壊してしまいかねないので、限界になる前に、グチを聞いてあげましょう。
聞いてあげるだけでいいのです。
禄存星としては何とかしてあげたくなりますが、調舒星が望んでいるのはグチを聞いてもらうことだけなので余計な手出しは無用です。
手出しをすることで調舒星のプライドを傷つけてしまうからです。
その点をわきまえることがポイントです。
禄存星と禄存星の相性
同じ性格
お互いに相手の気持ちが理解できます。
相手の手の内をさっすることができます。
初めて会った時から気持ちがわかるので、相手を好意的に感じた時は燃え上がるような恋愛関係になりますが、合わない部分を感じた時はまったく合わない関係になります。
基本的には相性が良いのですが、合わない部分をお互いが無視できないのです。
相手の中に自分の中の嫌な部分を見てしまい、嫌になるのです。
禄存星は気持ちをストレートに相手にぶつけるので、相手を責めながら自分が傷つくような関係になります。
立場は対等で
禄存星は先手を打つタイプです。
お互いがそうなので、主導権争いが起きやすい関係です。
何かを決めるとき、例えばデートの行き先は
”決定する権利は交互に持つ”
などのルールを決めておくことで気持ちよく付き合うことができます。
ルールを決めることで無用なケンカを避けることができるのです。
相手の世話を焼くことで相手より優位な立場に立ちたい、という気持ちになりやすいのですが、お互いがそんな気持ちを持つので、お互いの下心が見透かされてしまいます。
下心を嫌だと感じたら、まず自分から世話を焼くことを控えましょう。
2人の関係で主導権を争うのは無意味です。
相手に譲る気持ちを持ったほうが、仲良く過ごせます。
対等な立場で協力しあいましょう。
禄存星と司禄星の相性
親切?負担?
禄存星は好きな人の面倒を見ることが好きです。
一方の司禄星は理由もないのに手助けされることを
”負担”
と感じます。
受けた分だけ返さなくては、と思ってしまうのです。
もらっただけでは、気持ちが重くなってしまうので、重さを返して負担を軽くしたいのです。
司禄星の世話を焼きたいなら
”したいことをさせてもらっている”
という態度ですることが重要です。
そうすることで司禄星の気持ちの負担が減るのです。
踏み込みすぎない
すぐに行動する禄存星からすると、司禄星はなかなか行動しようとしないように見えます。
つい、
”手出し、口出し”
したくなります。
ですが、司禄星は自分がたてたスケジュールに従って行動しているので、手出しをされることは苦手です。
あくまでも自分のやり方で、自分が決めた順番でやりたいのです。
禄存星は綿密な計画を立てて行動するより、行き当たりばったりで行動することが多いので、2人にとって重要なことは司禄星に判断してもらった方が無難です。
司禄星に従ったほうが失敗は減りますが、従うばかりだと禄存星の不満がたまります。
禄存星が活躍できる機会を作りながら2人の関係を築くことができれば、仲の良い関係を長くたもてます。
禄存星と車騎星の相性
言葉はストレートに
自分の気持ちを正直に伝える車騎星。
人の気持ちを受け止めることが上手な禄存星。
2人は自然に付き合うことができる関係です。
ただ、車騎星は言葉の裏側を読み取ることができないので、思いを伝えるときはストレートに伝えましょう。
オブラートに包むようなわかりにくい表現より、好きなら好きだと、ハッキリと伝えることが大切です。
純粋な気持ち、態度に好感を持つので気持ちを伝えるときは全身全霊で伝えると受け入れてもらえる可能性は高くなります。
気配りは禄存星が
車騎星は周りに配慮する気持ちはありません。
例えば、どこかに行きたいと思った時、誰かと一緒に行こうと思ったり、一緒に行こうと誘うようなことはありません。
必要だとは感じないからです。
周囲の人に気遣いをする意味が根本的にわからないのです。
一緒に行たい人は普通に誘いますし、一緒に行きたくない人は誘いません。
一緒に行きたくないと思う相手を”誘う”ということがどうしても理解できないのです。
集団の中で気配りをしないので、いつの間にか集団の中で孤立してしまうこともあります。
でも、車騎星は平気です。
自分の気持ちに合わないことをするより孤独を選びます。
そんな車騎星のをフォローする役割は禄存星が受け持ちましょう。
あくまで自然な感じを心がけてください。
車騎星の行動を押さえつけるのは無理なので、行動を押さえたり、批判したりするのではなく、抜けている部分を補う感じです。
誰かの家に遊びに行くとき、車を運転するのは車騎星で、手土産を用意して持っていくのが禄存星というような役割です。
そんな関係を作ることができたら、仲良く付き合うことができます。
禄存星と牽牛星の相性
メリットがポイント
牽牛星にとって付き合う人を選ぶポイントは、周囲の人から敬意を持たれている人。
人より優れたルックス、経済力、才能、能力、社会的地位などです。
自分とかけ離れた立場の人、というより自分の身の回りの人に自慢できる人である、ということがポイントです。
自分とかけ離れた立場の人がなぜダメかというと、そんな人と付き合うと周囲の人からうらやましがられるより心配されるからです。
心配されるのはプライドが許さないので、自分の周りの人からうらやましがられるような人を求めるのです。
褒めましょう
牽牛星の審査基準に合格して無事にお付き合いが始まっても、油断してはいけません。
牽牛星は自分のプライドを保つことを重視しているので、自分の評判を落とすような相手との付き合いは即座に絶ってしまいます。
飲酒運転をしたり、ギャンブルにはまったり、アルコールにおばれて仕事をないがしろにするようなことはやめましょう。
牽牛星と付き合い続けるためには社会的なポジションを保つことが大切なのです。
自分の社会的地位を保つことも大切ですが、牽牛星と仲良く付き合うためには、牽牛星を褒めることが必要です。
服装、スタイル、知識など、その時、その状況に合わせて褒めましょう。
牽牛星には気分よく過ごしてもらうのが仲良くつきあうポイントなのです。
禄存星と龍高星の相性
1人が好き
自分の気持ちにそった行動をすることで満足する龍高星と、周囲の人が喜ぶ行動をすることで満足する禄存星とでは、価値観も感性もまったく違います。
1人で行動することが身についている龍高星と付き合いをしようと思ったら、どちらかが積極的にならなくてはいけません。
龍高星が禄存星を好きになった場合はそんなに問題はないのですが、禄存星が龍高星を好きになったとしたら、注意が必要です。
次に合う約束をしないままデートを終えると、そのままあっという間に一か月たってしまうような関係になってしまうのです。
龍高星は束縛を嫌うので、毎日連絡してこられると、ちょっと面倒だと感じます。
返事をすぐに求められることが続くと、そんな関係に嫌気がさして離れていく可能性があります。
既読が付いたら
「ああ、無事だ、生きている」
と受け止めるぐらいのスタンスが龍高星との付き合い続けるためにはちょうど良いのです。
返事はすぐ来ない、とあきらめましょう。
調整は禄存星が
自分のルールで行動する龍高星は、しばしば人間関係でのトラブルを起こします。
龍高星に悪気がなくても、世間からみると常識外れと非難されるようなことをします。
本人には他人から責められる理由がわからないので、謝りませんし、改めません。
そんなことで龍高星が、孤立しないよう、禄存星がフォローしてあげましょう。
トラブルの原因は龍高星のコミュニケーション不足であることが多いので、禄存星が説明役に回ることでトラブルを回避するのです。
一言添えることで、誤解を減らし、理解してもらえるようにザポートする。
周囲の人への配慮を禄存星がすることで、良い人間関係を維持することができるのです。
禄存星と玉堂星の相性
大人の付き合い
禄存星は玉堂星の弱点である人見知りをフォローしてくれます。
臨機応変に動くことが苦手な玉堂星の弱点を禄存星が上手くフォローできる関係です。
玉堂星は礼儀礼節を大切にしているので、初対面からため口で話しかけてくるような人は基本的には苦手です。
TPOに応じた振る舞いができる大人との付き合いを好みます。
性格的に融通がきかない面がある玉堂星ですが、禄存星と一緒にいると気持ちがはずみます。
普段の自分がまとっている鎧を脱ぎ捨て、遊びを楽しむ気持ちの余裕ができるのです。
禄存星とならデートを楽しめるでしょう。
行き過ぎをとめる
禄存星は相手の喜ぶ顔を見るためには、限度を超えてしまう時があります。
つまり、お金を使いすぎるとか、時間を使いすぎるとかです。
問題が大きくなってお金に行き詰まるまえに、玉堂星に相談するといいでしょう。
観察力と批判精神を持っているのでトラブルの根本的な原因を見抜いてくれます。
キツイ言葉を投げかけられるかもしれませんが玉堂星の意見を真摯に受け止めて、行き過ぎを改めるようにしましょう。
仲良く付き合うためには、禄存星が主導権を取ったほうがうまくいくのですが、玉堂星を怒らせない範囲で、という注意が必要です。