玉堂星の相性


玉堂星と貫索星の相性

たどり着く先は?

貫索星は自分を守るために社会とは距離をとります。

流行を取り入れて、新しいものを次々に受け入れる柔軟性は持っていません。

玉堂星は完成されたシステムを取り入れます。

流行を追うより、時代の淘汰を受けたものを受け入れます。

お互い、新しいものに対して抵抗があります。

その点では似ている2人なのですが、根本的に違うのは、

貫索星は自分を変化させたくないために守りを固めるのに対して、

玉堂星は変化を恐れているのではなく、時間をかけて新しいものを取り入れ、変化していきます。

同じ点から出発しても、最終的にたどり着く場所はかけ離れた所、になりそうです。

その点を受け入れることができたら付き合えるでしょう。

貫索星は同じところにとどまりたいと思う。

玉堂星は同じところにとどまりながらも、自分が求めるものを吸収して変化したいと考えます。

変化したくない貫索星と成長したい玉堂星。

求めるものが違うので、違いを受け入れられないと付き合えないでしょう。

信頼関係を結ぶ

貫索星の弱点は、一度信頼関係を結んだ相手を簡単には裏切れないところです。

美点ではありますが、弱点でもあります。

貫索星といつまでも仲良く付き合いたいなら、一度、深~い信頼を勝ち取るといいでしょう。

貫索星から別れを言い出されることは少なくなるでしょう。

玉堂星と石門星の相性

気楽と無遠慮

石門星は相手の心の隙間に入っていくのが得意です。

相手に合わせて、状況に合わせて、自分を出していきます。

上から来る相手には下から、フレンドリーに来る相手には対等な関係で、下から来る相手には保護者のような態度で接することができます。

相手に合わせて自分の態度を変えることができるのです。

でも、基本的には平等主義なので、すべての人に対等に接します。

相手が目上であってもです。

人間関係の礼儀を大切にしている玉堂星からすると石門星のコミュニケーションのとり方は、気楽すぎてカンに触ることがあります。

もっと目上を敬え!

という気持ちになります。

でも、恋人として付き合うと石門星は楽しい相手です。

玉堂星がいつもかぶっている鎧を外してくれる相手です。

石門星にはガードを外して付き合うことができるのです。

石門星と付き合うことで、玉堂星の人間関係も広がります。

付き合って損はない相手です。

毒舌は控える

付き合いが長くなると玉堂星は聞かれたことにストレートに答えるようになります。

観察力、批判力がある玉堂星の発言は、相手の心に突き刺さります。

石門星は毒舌に対しての耐性がありません。

「そんなこと言うならもういい!」

というような感じで去っていく可能性があります。

石門星に毒舌を吐くのは、ちょっと控えたほうが良さそうですね。

玉堂星と鳳閣星の相性

自然体のプラス面

鳳閣星は人から批判された時、その内容を正しいと思えたら素直に受け入れます。

自分のやり方を変えるのも平気です。

そもそも自分のやり方、というものに強いこだわりはありません。

その場の流れ、その場の雰囲気、その時の気分で動くので、変化することに抵抗がないのです。

玉堂星から毒舌に近い批判を浴びても、

「その通りだ!」

と思ったら、素直に従います。

ただ従うのではなく、新しい提案として受け入れ、大きく発展させるようなところがあります。

趣味にお金をつぎ込み過ぎるのを玉堂星から責められ、コンコンと説教されているうちに新しいアイディアが浮かび、趣味を収益につなげることに成功する。

そのようなことです。

玉堂星の言葉から新しい発想が生まれます。

新しい発想で趣味を収益につなげることに成功しても、鳳閣星の本気は長続きしません。

やるだけやって気が済んだらまた、気楽な趣味に戻る可能性だってあります。

物事にこだわらない、がむしゃらになれない、気持ちが長続きしない。

そんな鳳閣星を許せるかどうか。

「かわいい」

と思えるなら鳳閣星と付き合い続けることができるでしょう。

物足りなさ

自分の成長のために知識を吸収したいと考える玉堂星は、鳳閣星に物足りなさを感じることがあります。

「今のままで良いと思っているの?」

と問い詰めたくなる時もくるでしょう。

今を楽しむために何をしようか考えている鳳閣星に、将来への備えを求めても無駄です。

毒舌が原因でトラブルを起こしがちな玉堂星を大きな器で包んでくれる貴重な相手なので、関係を維持するためには無理なことを求めないようにしましょう。

玉堂星と調舒星の相性

壊れると戻らない関係

調舒星は繊細でデリケートです。

玉堂星の何気ない言葉にひどく傷つき、根に持つ可能性があります。

玉堂星が本気になれば、調舒星の心を回復できないほどズタズタにしてしまうかも知れません。

危険な組み合わせです。

人から言われる言葉に過敏に反応してしまう調舒星。

良かれと思って批判的なことを口にしやすい玉堂星。

花火の導火線とマッチのような関係です。

長い間仲良く付き合いたいなら、調舒星に向けて発する言葉、態度に注意しましょう。

軽くあしらうようなこともダメですが、無関心な態度をとるのもダメです。

調舒星と一緒にいる時間はつまらなそうにしてもいけません。

非常に気を使います。

気を使うのが平気なら大丈夫ですが、気疲れしてしまう可能性は大いにあります。

調舒星はたまに1人の時間を欲しがるので、その時間を利用して気を休めると良いでしょう。

機嫌の良い時、悪い時

調舒星の機嫌が良い時。

クールで知的な会話を楽しめます。

玉堂星の知的好奇心をくすぐるような言葉を言ってくれるので、楽しい会話をかわすことができます。

調舒星の機嫌が悪い時。

イライラすると体調が悪くなります。

お腹の調子が悪くなったり、熱を出したりします。

そして、周囲の人に対する不満、愚痴、怒りを吐き出します。

普段なら吐き出しきるまで様子をみていると落ち着くのですが、仕事が忙しい時や何かトラブルが発生したときは際限なく愚痴を吐きます。

玉堂星は安定した関係を好むので、調舒星の機嫌に振り回されることが続くと気持ちが離れていきます。

付き合いきれない、と感じるのです。

この組み合わせは、玉堂星がどこまで我慢できるか、にかかっています。

不機嫌に振り回されてうんざりしている玉堂星の顔を見て、調舒星が去って行くかもしれません。

相性としては良くない方に入ります。

玉堂星と禄存星の相性

心強い味方

禄存星は人の役に立つことをすることが自分の喜びになります。

何かの手助けをした相手から、

「わぁ!ありがとう、助かったわ!」

と感謝された時、満足することができます。

何を手に入れても満足できない人もいるのに、禄存星は心からの満足を感じることができます。

満ち足りた気持ちを感じることができるのも、一つの才能と言えるでしょう。

禄存星は次の満足を求めるように、困っている人を無意識に探しています。

玉堂星をみて、本当は人と付き合いたいのに我慢して距離を取っている人、と感じます。

そして、友人や知人との橋渡しを申し出るようになります。

いつもなら余計なお世話と感じるのですが、禄存星があまりにも自然にサポートするので、いつの間にか巻き込まれるような感じで玉堂星の交友関係が広がっていきます。

お互いに、自分のことより人のことを考えるタイプなので玉堂星が求める安定した温かい関係を築き上げることができます。

玉堂星は遠慮をするタイプなので、いつもなら相手に求められるまで黙って手出ししないようにしているのに、禄存星と一緒にいると、もともと持っている慈悲深い気持ちを自然に出すことができるようになります。

2人が付き合うと玉堂星は人から

「優しくなったね」

と言われることが増えるでしょう。

嫌なら断る

人の役に立ちたいという気持ち、行動は禄存星の本能です。

人とは距離を取りたい、というのは玉堂星の本能です。

そんな関係なので、2人の間にはある程度の距離は必要です。

禄存星の世話を、嫌なら断る。

断っても禄存星は落ち込まないし、根にも持たないし、傷つきません。

手助け無用なこと以外は、喜んで受け入れる態度を見せること。

それでOKです。

玉堂星と司禄星の相性

持久戦

司禄星も玉堂星も常識を大切にします。

お互い、積極的に人と関わろうとはしません。

受身です。

付き合ったとしても、刺激はすくなく、安定した関係になります。

一緒にいると心が安らぐような関係です。

穏やかな会話。

穏やかに流れる日常。

そんな関係になります。

質素な生活を苦にせず、華美を求めず、身の丈に合った生活で満足します。

相性としては良いほうです。

何が楽しくて付き合っているのか、他の人から見ればわからない関係にみえますが、2人は満足しています。

2人の間では不満がなく、ケンカになることも少なく、静かな生活を送ることができます。

持久戦は司禄星の勝利

お互い、争いを好みません。

ケンカになることは少ないのですが、ケンカになるとしたら、玉堂星の発言がキッカケでしょう。

玉堂星は良かれと思い、アドバイスのつもりで司録星に言います。

玉堂星にとってはアドバイスでも、司禄星は批判と受け止めることもあります。

司禄星はあまり自己主張しないので、ある程度は黙って聞いています。

でも、司禄星が黙って聞いていることを良いことに、玉堂星が言い過ぎると後戻りできなくなります。

司録星はなかなかキレないですが、キレたら終わり、というぐらいの覚悟が必要です。

玉堂星が心の底から謝らないと司録星は許してくれないでしょう。

言い過ぎないようにすることが大切です。

玉堂星と車騎星の相性

良さを生かせる相性

車騎星は行動力を持っています。

その行動力は自分のためではなく、人のため、自分がしなければいけない、と感じたことをするために使います。

正義感にあふれ、自己犠牲を恐れず、自分が正しいと思ったことをするためにまっすぐ突き進みます。

他人を巻き込むことなく個人で行動し、誰にも止めてもらえず暴走して自滅してしまう可能性を持っているのです。

自滅することを恐れない自己犠牲的な精神は、良い部分はありますが、組織の中のメンバーや、一緒に暮らす者からすると迷惑な行為です。

迷惑な行為になりがちな車騎星の行動を、唯一止めることができるのが玉堂星です。

玉堂星は争いを好まず、状況を見て客観的で冷静な判断を下すことができます。

正直で裏表がない車騎星の行動の理解者になれますし、車騎星の行動力に尊敬の気持ちを持ちます。

車騎星は自分のことを理解してくれて、尊敬までしてくれる玉堂星に好感を持ち、自分の味方だと思います。

自分の味方の言うことは聞くのです。

だから、2人の相性は良いのです。

ベストパートナー

車騎星の欠点は大雑把でせっかちなことです。

よく確かめもせず、準備もせず、いきなり行動します。

そして目の前に壁が現れたら、その壁を壊すことを考えます。

壁にぶつからないような方法を前もって考える、というようなことをしないのです。

2人が付き合ったら、玉堂星が考える役割を受け持ちましょう。

車騎星の行動力に玉堂星の合理性を加えるのです。

お互いに補い合える、ベストパートナーになれます。

玉堂星と牽牛星の相性

気の合うふたり

牽牛星は本音と建前を使い分けることで自分を守り、自分の本音を知られたくないので人とは距離を取ります。

玉堂星はベタベタした人間関係を嫌うので人とは距離を取ります。

人と距離を取る気質は同じなので、知り合いから恋愛関係になるには時間がかかります。

同じ趣味、共通の話題などがあると知的な会話を楽しむことができるでしょう。

話をすればするほど、気が合うことを知ります。

筋が通った芯の強さを持つ玉堂星。

責任感が強く、目的のためにストイックに自分をコントロールする牽牛星。

お互いがお互いの姿勢に好感を持ちます。

相性の良い2人です。

人前での批判はNG

相性も良く、お互いを尊敬し合える関係ですが、玉堂星が人前で牽牛星に対して批判を言ってしまうと関係は終わります。

その場では反応がなかったとしても、人前でプライドを傷つけられた牽牛星の心は閉じてしまいます。

それまでどんなに仲が良くてもダメです。

牽牛星の信頼と愛情は取り戻せないと思ってください。

謝っても、許してくれません。

付き合い続けることができたとしても、心の底では許してくれていないと思って、二度と人前で牽牛星を批判するのはやめましょう。

玉堂星と龍高星の相性

成長できる相手

色々なことを吸収すること、勉強することが好きな玉堂星ですが、1人で勉強するのは限界があります。

伝統的なこと、教科書に載っていることなどを調べるのは苦もなくできるのですが、現場まで行って確認するとか、実際に体験をしたいとはあまり思いません。

龍高星は何かを吸収する時にはまず自分で体験したいと思います。

自分が体験できないことは、体験した人の話を聞くか、体験した人が書いた文章を読むなど、現場の臨場感を求めます。

そんな龍高星の影響を受けて玉堂星の感性は開かれていきます。

情報の選び方で世界が広がること、新しい考え方で今までできなかったことができるようになること、とことん面白がれること。

そんな龍高星の良い面を吸収して、玉堂星の世界観が広がるのです。

ついていけない時

龍高星はドンドン変わります。

新しいものを取り入れるのに抵抗はありません。

やり方を変えることも平気です。

玉堂星は既存の考え方やり方にこだわります。

龍高星についていけないと感じます。

龍高星は相手のペースに合わせる、ということを基本的にはしません。

2人が付き合い続けることができるかどうかは、玉堂星次第です。

龍高星の行動を許せるかどうかなのですが、責めすぎて2人の関係が壊れないように気を付けてください。

知的な会話をかわすことができる、貴重な存在なのですから。

玉堂星と玉堂星の相性

好奇心旺盛

玉堂星は知的好奇心を持っています。

純粋な向学心、向上心です。

自分の興味の為なら睡眠時間を削っても平気で、どんなに遠くでも出かけていきます。

自分のエネルギーを知識の吸収のために使いたい気持ちが強いので、知性とかけ離れたものを拒否する気持ちも強くなります。

根拠の無い、いい加減なことを話す人が嫌いです。

理由もなく、目的もなく、ただなんとなく行動するような人も嫌いです。

物事や人に対してだけでなく、自分に対しても厳しい目を向けるので、付き合う人は少なくなります。

誰とでも仲良くする、という感じにはなれません。

少数精鋭です。

同じ気質を持っているので、相性が良いように見えますが、興味の対象が違うと、話が合わなくなります。

付き合うとしたら、お互いに相手の趣味や興味の対象が理解できること、という条件がつきます。

口喧嘩

お互い毒舌です。

相手の欠点、弱点がわかってしまうので、付き合う期間が長くなるほど、相手の心にグサッと刺さるような言葉を吐くようになります。

お互い、争いごとは嫌いなはずなのに、言いたいことは言うので、結果としてケンカになります。

争い事が嫌いでめったにケンカをしないので、どうやったら仲直りできるかわかりません。

お互い、相手が謝ってきたら許してやろうと思っています。

お互い自分から謝る気はありません。

ケンカは長引きます。

そのまま別れになる可能性もあるので、付き合い続けたいなら、ケンカした後はあなたから歩み寄ってくださいね。